ラパス近隣散策・南米46日目 / 2023年3月17日
市場に向かう途中、赤信号になると突然横断幕を持って車の前で広げる二人が。横断幕の内容は広報か広告のようだ。たしかに横断幕を広げられたら否が応でも見てしまうなぁ、なるほど。いままで赤信号の時、物売り・洗車・大道芸等々を停止している車に対してのアプローチを見てきたが、横断幕は初めてであった。
昼食はカマチョ市場で。市場への入場時に消毒剤を吹きかけられ、マスク着用を求められる。ラパスでは2〜3割の人がどこでもマスクをしている印象だ。
市場内ではフルーツ盛り合わせの上にアイスクリームをかけたお店が一角に立ち並び盛況であった。自分たちは食堂が並ぶ一角で、メニューが全くわからないため、他の人が食べているものを注文。正確には現地の人があれこれ世話を焼いてくれ、注文が成立した、ありがたい。芋豆風味スープと、ちょっぴりカレー風味パスタ、レモングラスジュースで13Bs。1Bsは現在19円強なので、250円ぐらいでお安い。
ラパスはどこを歩いても坂・坂・坂。そのため鉄道網を入れることが難しく、市民の交通インフラを改善すべく2014年に導入されたのがケーブルカー。街中の要所要所にケーブルカーがあって、普通に歩いていると突然ケーブルカーが現れたりしてびっくりする。現在は色別に分けられた10路線ものケーブルカーが走っていて、世界最大のケーブルカー都市だとか。
大統領官邸と大聖堂がある公園、Plaza Murilloはハトだらけのハト広場。グラサンにマスクの少女が餌をやっていて面白い光景。周辺ではデモが始まりそれに対しての空砲が鳴り響き物々しい雰囲気だったのでそそくさと退散する。
ホテル周辺散歩。どこも坂道、その先も坂道。フロントガラスに行き先が書いてある乗り合いタクシーが至る所で見かける。普通の車もたくさん走っていて、渋滞も排気ガスもひどい感じ。こんな坂道だらけだとちょっとした道でも車に乗りたい気持ちはわかる。少し視界がひらけると周りの山々が見える。別の市場、ユンガス市場はTHEローカルな市場であった。
ホテルの窓からの昼と夜のラパス。斜面一面に建物。