A Day in the Life

プンタアレーナスで寝込んでいた日(その3)・南米24日目 / 2023年2月23日

この日も朝は体調が悪かったのだけど、昼ぐらいからだいぶ良くなってきたので、フライトしようと思えばできたなぁ。タラレバである。昨日は一日中体調が悪かったので、全然マシな感じ。まぁ夫婦二人とも体調が悪いタイミングだったし、旅行中の小休止と思おう。


プンタ・アレーナスに来てから4日たつが、今の所一日快晴、という日が一日もない。もともと風が強い地域らしく、そのためか強風と一時的な大雨の後に青空になったり、青空かと思いきや天気雨が降ったり、せわしない天気だ。


ホテルの階段からの風景。

撮影機材RICOH GR III

プンタアレーナスで寝込んでいた日(その2)・南米23日目 / 2023年2月22日

この日もだいぶ体調が悪く、延泊する。代わりに妻の体調は徐々に良くなってきているようで何よりだ。


鼻が詰まると、口から息を吸うことになり、食事をする際に息ができなくなるのか。


プンタ・アレーナスで泊まっている宿は、ネット速度が150Mbpsほどでて十分な速度。プエルト・ナタレスの宿でも20~30Mbpsほどの速度が出ていたので、パタゴニア地方全般のネット速度が遅い、ではなく、パタゴニア地方のアルゼンチンの街のネット速度が遅いようだ。チリ側は問題ないことが多そう。南米の先進国はチリとウルグアイとのことで、そのためか通信インフラも整っているのかな、たぶん。アルゼンチンとチリでは少なくとも外食価格は倍ぐらい違うのだけど、物価の高さもうなずける。

プンタアレーナスで寝込んでいた日(その1)・南米22日目 / 2023年2月21日

昨日から自分の体調も悪くなってきてしまい、だいたい寝込んでいた一日。夕方には一旦回復したので、夜は日本の各種ミーティングに参加するなど。妻は引き続き病院でレントゲン等を撮影し、気胸じゃないことや副鼻腔であることを確認する。ほんと気胸ではなくてよかったなぁ…。


チリでよく見かけるスーパー、UNIMARCが宿の直ぐ側にあって便利である。

撮影機材RICOH GR III

プンタ・アレーナスの病院での診察・南米21日目 / 2023年2月20日

ここ最近、徐々に妻の咳と鼻詰まりがひどくなってきて、普段からよっぽど痛くないと「痛い」と言わない妻が、昨晩から胸もしくは肺らへんの継続的な痛みを訴え始めた(ので、よほど痛かったのであろう)。考えられるのは、咳のしすぎで痛めてしまった、気胸になってしまった等々。とりわけ恐ろしいのが気胸で、気胸になってしまうと飛行機に乗れない。もしも気胸でフライトすると大変なことになり、そのため海外旅行中に気胸になってしまうと日本で治したくとも帰国もままならなくなってしまう。

そんな痛みの状況が一夜明けても良くならなさそうだったので、この日は本来の旅程ではチリの首都サンディアゴへのフライトだったが、もし気胸だったらシャレにならないのでフライトを取りやめ、医療機関が整った病院がいくつかある州都のプンタ・アレーナスへバスで移動する。動かず安静にしていたら痛みは殆どないが、動いたり咳が出るとやたらと痛い、バス移動はできそうとのことであった。プエルト・ナタレスからプンタ・アレーナスは3時間ちょっとの道のり。だいたい荒野の道をひた走る。

宿にチェックインした後、Clínica RedSalud Magallanesという私立病院へUberで向かう。Hospital Clinico "Dr. Lautaro Navarro Avaria"という公立病院もあるのだけど、チリは国民の医療費負担ゼロ政策で公立病院は混んでそうだったこと、Clínica RedSalud MagallanesはWebからの予約受付が可能だったことから、私立病院を選ぶ。なお豆知識だがチリではClínicaは私立病院、Hospitalは公立病院らしい。最初どこが公立病院でどこが私立病院か、Webサイトを見ても全く解らなかったのだけど、名詞だけでわかるのね…。

病院では呼吸器科の先生に妻が書いた症状や診て欲しい項目メモを見せると、早速診察をしてくれる。先生(スペイン語)も私達も英会話が得意でないので、先生のPC上のWebブラウザーでGoogle翻訳にかけながら、症状や質問に答えてくれる。気胸の可能性はほとんどないとのことで、咳のし過ぎで痛めてしまったであろうことや、鼻の炎症等々の症状について教えてもらい、どうやら気胸ではなさそうと一安心。また我々の海外旅行中を考慮してくれ、通常なら日を空けて最新のところ、明日に痛みの原因であろう咽喉耳鼻科の先生の診察や念の為レントゲンを撮ると良いと予約していただく。

医者の先生なのに処方箋も一つ一つ翻訳にかけながら教えてくれ、また鼻薬など使い方の理解が必要なものは、YouTubeで製薬会社が作ったであろう解説動画をWebブラウザーで流して利用方法を説明してくれ大変ありがたかった。ブラウザのタブにちらっとYouTubeが見えた時は、先生も息抜きにYT見るよねぇと思ったのだけど、患者に説明するために開いていたとは…。

というわけで、公立に比べ医療費は高額だと思うが、当日にWeb予約ができ、また先生も終始にこやかに意思疎通を測ってくれながらの診断等々、とても満足度が高かった私立病院Clínica RedSalud Magallanes、我々はかかって良かったので、パタゴニア地方で病院に行くことになった場合良いかもしれない。


診察が終わり、受付のスペイン語で意思疎通ができずまごついていると親切通りかかりの方が英語で通訳をしてくれたり、処方箋で受け取る薬局ではおじいちゃん店員がこれまた親切に処方箋を教えてくれたり、Booking.comで予約して当日キャンセル不可の宿に理由を説明していけなくなる旨を伝えると全額返金してくれたりと、いろいろな人の親切を感じる日であった。


夜は疲れて外食はせず、スーパーで買った果物やカップラーメン。

撮影機材RICOH GR III

パイネ国立公園・南米20日目 / 2023年2月19日


プエルト・ナタレス観光の目玉、パイネ国立公園へのバスツアーへ参加。まずはパイネ国立公園、ではなくミロドンという巨大生物の化石が発掘されたという洞窟へ。ミロドンは体長3mほど、重さ1tとも言わている巨大なナマケモノのような動物だったらしい。プエルト・ナタレスでは至るところにミロドンをシンボルとして使っている。ミロドン洞窟はけっこう大きく、洞窟内のデコボコは月面を想像させる。


この辺で、何回か虹の付け根の部分だけを見かける。虹の上部は見えずに陸についている部分だけ見え、不思議な感じだ。


パイネ国立公園に向かう道すがらで、様々な野生動物を見かける。景色もよいのだけど、他にも虹だったり野生動物だったり、または家畜の牛・羊だったり、それなりに長い道なのだけどバスから窓の景色を眺めが興味深く、飽きがこない。


花崗岩の山、パイネ・グランデの周りのビューポイントをめぐる。パイネ・グランデは岩がそびえ立つような独特な風貌でかっこよい。ちょっと雲がかっていたのがいささか残念。ビューポイントは湖・滝など様々だ。途中の湖は様々な色をしていて、とりわけビューポイントの蒼い乳白色の湖が綺麗で印象的。


パイネ・グランデの周りをバスで回るだけで一日がかりの広さ。トレッキングでは国立公園を2-3泊しながら回るようだ。今日は風が強く、吹き飛ばされそうになりながら写真を撮る。パイネ国立公園も、また今まで行った場所とは違ったパタゴニア感があって面白かったなぁ。連日の山々なので、もう自然はしばらく良いかなと思ってしまっていたが、行ってよかった。


夕食はローカルの人も居て賑わうお店、Comercial Masay Pizzaで、ロモとバロス・ルコを食べる。美味しいし、お腹いっぱいになれる。例によって一人前がやたら多い。このお店は美味しさもさることながら、値段も他のちゃんとしたレストランに比べて半額ぐらいで食べれるので良い。パタゴニア観光地価格、かつチリ自体が日本以上に外食は高かったりするので、その中ではだいぶ良心的な価格だ。


プエルトナタレスの港の夕暮れ時。

撮影機材RICOH GR III/ricoh gr iiix

エルチャルテンからチリのプエルトナタレスへ・南米19日目 / 2023年2月18日

エル・チャルテンからプエルト・ナタレスへ国境超えの移動の一日。エル・チャルテンからまずエル・カラファテへ約3時間かけて戻る。その後エル・カラファテからプエルト・ナタレスへ約6時間のバスで向かう。たいてい荒野なので、バスの中で景色を楽しむというよりは寝たり本を読んだり。窓から外を見あげると、雲が日本ではあまり見たことのない感じで面白い。


アルゼンチンとチリのイミグレーションでかなり時間がかかる。まぁバス数十人のイミグレなのでそれなりに時間がかかってしまうよなぁ。チリ入国に際し、果物や種などの持ち込みも禁止されている。ちょっとした食料として持っているリンゴやバナナもだめ。かばんの内側にしまったものはどうやって検査するのかな、と思っていたのだが、犬が匂いを嗅いで判断しているようだ。見事にカバンにバナナをしまっていた人が見つかり、没収されていた。犬すごいなぁ。


プエルト・ナタレスについたのは予定時刻よりそこそこ遅れて19時前。エル・チャルテンのバスに乗ったのが8時前なので、11時間ほどの移動だったようだ。バスの席自体はけっこう広く(新幹線のグリーン車ぐらい)て快適であった。ホテルにチェックインし、チリ・ペソを持っていなかったので両替屋に行ったり生活必需品(水など)を購入した後、せっかくチリに来たのだから海鮮の何かを食べようと良さそうなレストランへ。創作料理のお店だったようで、サーモンのニョッキとシーフードスープを頼む。とりわけシーフードスープは海鮮の旨味がギュッと詰まっていて美味しかった。

撮影機材RICOH GR III

トレッキングで疲れ果てていた日・南米18日目 / 2023年2月17日

一昨日・昨日とトレッキング続きで疲れ果てていたので、ほぼぐったりしていた一日。今後の旅程を考え調べるも、やはりネットが遅く(だいたい1Mbps前後、時たまつながらない)何をするのも辛い速度。


エル・チャルテンの家達、かわいい家が多い。観光シーズン中は宿が足りなくなるぐらいの賑わい、かつだいぶお値段も高いので、村はあちこちで建築ラッシュ。といっても素朴な建物が多いのだが。


スーパーで売っていたチョコクッキー。いかにも甘そうな味が想像できる。ユニバーサルデザインだ!


夕食は三日前のハンバーガー屋をリピート。美味しいのでお店名を書きたいがGoogleMapsには載っていないのであった。そのため店名も不明である。

撮影機材RICOH GR III

トーレ湖トレッキング・南米17日目 / 2023年2月16日


昨日に引き続きトレッキング。Laguna Torre(トーレ湖)のトレッキングは、17.5km・8~9時間の道のりと昨日よりも倍弱ぐらい長い。が、ルートの高低差を見ると急勾配はほとんどなく、全体の5時間ぐらいはほぼなだらかなようだ。というわけでチャレンジする。


このルートは丘・森林・ゴロゴロと石と低木が広がる平原、川沿い、と1時間ぐらい歩くごとに景色が変わって面白い。また、徐々に山が近づいてくる感覚でこれも一興。


4時間強ほどかかりトーレ湖に到着。おおお、美しい景色。長かった分、達成感があるなぁ。昼食を食べながら1時間ほど湖畔で過ごす。トーレ湖は氷河が流れ出ていて、その氷河の砕けた氷が湖畔に流れ着いている。小さく割れた氷河を持って記念撮影する方々もたくさん。


ワタクシも例にもれず氷河をかじっての記念撮影。なおこの後、氷河の氷でいつの間にか指を切っていたようで出血が…。


湖の光景に後ろ髪を引かれつつ、村に向かって帰る。後ろを振り向けば山々。村についた時に出発から9時間強ほどたっていた。かなり疲れてはいたが、もう無理…というほどの疲れ具合ではなかった。自分たちでも十分トレッキングできたので、山登りに慣れてる人なら簡単そうだ。

なおトレッキングポールなどの装備は村のいくつかの店でレンタルでき、ポール1本あたり1日160円ぐらいと安価だったので4本借りて昨日今日と利用した。トレッキングポールがなかったらかなり辛かったと思う。そういえば、以前ヒマラヤを2泊3日トレッキングした時は、そもそもトレッキングポールを使うということがまったく頭になく、ひたすら歩いて登り降りしてやたら大変だったなぁ。あの時よりは疲れなかったかな。今だったらヒマラヤの時もポールをレンタルしていただろう。

撮影機材RICOH GR III/ricoh gr iiix

フィッツロイを望むカプリ湖トレッキング・南米16日目 / 2023年2月15日


南米パタゴニアでイメージするもとのいえば、フィッツロイを中心とした山々だ(といっても今回の南米旅行を企てるまで、パタゴニアがどこにあるかすら解っていなかったのだが…)。あのパタゴニア(会社)のロゴとしても有名なギザギザとした山々(のビューポイント)へトレッキングするぞ。Laguna De Los Tresからフィッツロイを望めるルートが一番有名なのだけど、約10時間(トレイル慣れしている人の平均はもっと早いが)で往復22km、最後の1kmがかなりの急勾配という、初心者にはなかなかの難しさの難易度。基礎疾患持ち(呼吸器が弱い)の妻に急勾配は辛く、また自分も中年太り運動不足つき、体力は無い方だと自信を持って言える。

というわけで、達成できるかどうか解らないルートに無理していくより(まだ旅の途中だしね)、もう一個手前のビューポイントであるLaguna Capri(往復約4~5時間・9.5km)のトレッキングルートへ。

最初一時間弱ぐらいは、そこそこの勾配の坂を登り続ける。裏手にはエル・チャルテンの町並み。坂を抜けると、あとはどこを見ても良い景色を歩く。徐々にフィッツロイが近づいてくる。ところどころビューポイントがあり、ゆっくりと美しい景色を見渡す。人が居ないと、風の音しか聞こえずとても静か。贅沢な時間。

2時間弱ほど歩くとLaguna Capri(カプリ湖)に着いて、湖畔でフィッツロイを眺めながら昼食。湖から流れてくる風は冷たく、ダウンも羽織る。陽が当たる上り坂はパーカーでも暑いぐらいなのに、陽が当たらなくて風が吹くとダウンとウインドブレーカーを羽織っても寒いという寒暖差。

湖畔をちょっと歩いた後、エル・チャルテンへ戻る。途中休憩をはさみ、ゆっくりペースでの往復で5時間強ぐらい。疲れたけど、もうちょっと長くても歩けそうだった。Los Tresまでの22kmコースはたぶん無理だった(もしくは達成できても体調不良が残りそう)と思うので、このコースでちょうどよかったなぁ。十分に満足。


はやめの夕食はワッフル。毎度ながら大きい。妻が頼んだドゥルセ・デ・レチェ(この辺の液体キャラメル)のワッフルは並々とドゥルセ・デ・レチェがかかっていたのだけど、それほど甘くなく食べきることができた。隣りに座ったウルグアイから来たという老夫婦に話しかけてもらったのだけど、ウルグアイでもドゥルセ・デ・レチェはどの家庭にも一瓶あって、朝食や様々なものにかけて食べるのだとか。

撮影機材ricoh gr iiix/RICOH GR III

エルカラファテからエルチャルテンへ・南米15日目 / 2023年2月14日


朝8時のバスに乗り、エル・カラファテからエル・チャルテンへ約3時間で到着。眠かったというのもあり、寝ていたらあっという間に到着する。途中で休憩が10分ほどあって、その場所にあった標識によると東京が一番遠く21000kmぐらいほどとな、遠くに来たものだ。エル・チャルテンの宿に到着すると、早めにチェックインさせてもらえる。ベットに横になると疲れが溜まっていたのか、夕方まで寝てしまう。


エル・チャルテンの街、というより村、は様々なトレッキングルートに通じている便利なところで、毎日いろいろなトレッキングを楽しめる。街からの眺めが抜群に良い、というわけではないが、遠くに様々な山々を望むことができる。街自体はまだまだ素朴な感じ。

エル・チャルテン情報。両替屋はたくさんあり、エル・カラファテよりもレートが良い。スマートフォンからの4Gインターネットは通信会社Movistarの場合、電波状況が悪く通じない。ただその辺の飲食店は大抵WiFiを提供している。


夕食はハンバーガー。ベーコンバーガーには飴色に炒めた玉ねぎが挟んであったのだけど、これがハンバーグ・チーズといい感じにマッチしてメチャウマい。


ホテルの窓からもフィッツロイの先端がちょい見え。


旅先だが、妻からバレンタインチョコをもらう。いつもありがとう。


今日は2回ほど「日本人ですか?」と声をかけられる。一人は現地ガイドのアルゼンチン人で、もう一人はエル・チャルテンに滞在中の日本人から。二人共「モンベルを着ていたから」日本人とわかったらしい。たしかに、先日エル・カラファテで日本人を見かけたのだけど、確信を持てたのはモンベルのリュックを背負っていたからであった。

この旅ではモンベルの超軽量ダウンとストームクルーザー(レインジャケット)を持ち歩いているのだけど、両方とも軽いし畳むととコンパクトだし、性能も良いしで気に入っている。とりわけ、この旅用に買ったストームクルーザーは雨はもちろんのこと強風も防げて重宝している。寒い場所では風が何より冷たく感じるので、その風も防げるストームクルーザーは思った以上に便利であった。最初はもうちょい下のランクのレインジャケットでも良いかな、と思ったのだけど、奮発してストームクルーザーを買ってよかった。

撮影機材ricoh gr iiix/RICOH GR III