A Day in the Life

🇮🇳ダウラターバード砦跡とビービー・カ・マクバラー / 世界一周102日目

今日はとても楽しい1日だった。

朝食はホテルで出前のドーサとワダ。朝食付きのプランだったので、てっきりホテルかその周辺の食堂で朝食、かと思ったら、食べたい物をあらかじめ伝えておくとUberEatsで出前をとってくれて部屋で食べる、という新しい感じだ。なおインドではUberEatsも他社に買収話が出るほど盛況だ。

11時ごろから、インド三大砦と言われるダウラターバードの砦へ。一時期は王朝の首都がデリーからここに移されたという、過去繁栄した場所だ。ガイドブック曰く、ジョードブるのメヘランガール砦、ハイデラバードのゴールコンダ砦、それにこのダウラターバードの砦がそうらしい。エローラ石窟群に行く途中なので、昨日の帰り際によろうとしたが行けなかったため、今日再度向かったのだった。

砦は岩山にそびえ、メヘランガール砦が綺麗に観光地として整備されている感じとは違い、「遺跡」的な砦であちこちが崩されているのだが、逆にそれが歴史を物語っていてこれはこれで良いなぁ。崩れている廃墟の城、というと日本人ならラピュタを思い浮かべてしまうのだが、まさしくそんな感じだ。

庭、堀、外壁、城内、なだらかだけど長い階段をたっぷり一時間弱をかけて登る。途中も風景がどんどん変わり飽きない。そして登り切った頂上からは、デカンの平原が見渡せ大変綺麗だ。

登っている最中、いろいろな人たちにフレンドリーに声をかけられ、昨日以上に写真を一緒に撮って!と頼まれる。修学旅行中の学生や先生、若者、夫婦、子供、おじさんおばさん、また二カーブを纏った目元以外は全身黒装束のムスリルの女性まで、ひっきりなしに声をかけられる。ただの日本人なのだが、たしかに砦ではほぼ外国人がおらず珍しいのだろう、芸能人さながらの人気だ。みんな一声かけてくれ、握手をし、ありがとう、と礼儀正しく接してくれる。英語でどこからきたの?インドはどうだい?等の会話もはずんで大変楽しい登山(?)となった。

三時間以上は砦を満喫し、つづいてベイビー・ダージマハルとも呼ばれるビービー・カ・マクバラーへ。ここはダージマハル同様、お妃のお墓として建てられた廟なのだが、ダージマハル建設で費用が嵩んだ結果、ダージマハルほど豪華には作れなかったという場所だ。なので、あまり期待せずに行ったのだが、美しいイスラーム建築で十分豪華に建てられており、しばし魅入る。日本にいるとイスラームの美術を見ること自体が稀なのだが、海外でイスラーム建築・美術を見ると、美しすぎて感心する。

ここの廟でも、先ほどの砦と同じく老若男女に写真をとられ(合計百人以上との写真に映ったであろう)、とりわけ人気の妻は大変疲れたようだったが、いろいろなインドの人とも話せて、行った二ヶ所の観光地も見どころたっぷりで大変楽しい1日だった。エローラとアジャンターという二大世界遺産がアウランガーバード側にあるため、今日行った観光地はあまり取り上げられないが、大変良かったのでおすすめである。

しばしホテルで休んだ後、近くの屋台で晩ご飯。大盛りビリヤニ50rs(75円ほど)、パン付きオムレツ20rsとお安く大満足の夕食だった。インドは安いものはとても安い。最近好んで食べるスナック菓子も5rs、160mlのフルーツジュース各種も10rs、鉄道バスは初乗り5rs、洗剤一袋10rs、コーラ20rs、ホテルに頼んだランドリーサービスはジーンズとフリースで60rsと、日常の生活費は東南アジア諸国よりさらに安い。

そんな感じで、とても充実した楽しい1日。新しい体験・発見をする日は多いが、純粋に楽しかったなぁ、と振り返れる日は久しぶりであった。