A Day in the Life

ヤンゴンで環状線に乗る / 世界一周73日目

朝、散歩でシュエダゴン・パゴダの前の道に行くとやたらと鳩が。鳩の餌を売っているおばさんがいるためか、めちゃくちゃ集まっていて、ヒッチコックの映画、鳥のようにタイミングよっては空が鳩だらけになっていた。

今日はゆっくりする予定の1日だったが、昨日床屋の店主に「ヤンゴンで環状線に乗るのが一番面白い」とお勧めをもらったので環状線に乗ってみる日となった。環状線は一周で3時間ほどの道のり。ホテルから近い(といってもどこの駅も似たような距離だったけど)なAhlone railway stationへ行き、駅員から切符を買おうとするも「どこの駅に行くんだい?」と聞かれて、そういえば乗ることが目的なのでどこの駅かと聞かれるとわからない…。環状線に乗りたいだけとなんとか伝わって、200Ks(15円ぐらい)で切符を買う、ローカルの足な交通機関はお安いなぁ。

駅で列車を待っていると、やってきたのは岐阜行きの列車。そう、ヤンゴンの鉄道は日本の鉄道の払下げを使っているとのことで、中では「優先席」「ボタンを押す」といった日本の鉄道ママの表示などがある中で、ミャンマーの方々が座っていて面白い風景。また、窓ガラスの上半分がない、入り口のドアがない等々、日本では見られない風景。車内で食事、オヤツ、水、野菜等々を物売りの人が器用に頭の上に乗せながら、練り歩き売っているこれまた面白い風景。

列車は遅いスピード、時速30kmぐらいだろうか、で進んでいる。線路を歩いてる人が結構いるので警笛を鳴らしたり、またそもそも線路自体がちょっと歪んだりしてるためスピードが出せないようだ。何駅か進み、切符拝見にやってきた駅員にこれはどこ行きかを尋ねると、この電車は環状線ではなく、環状線に乗るならDaNyinGone駅で乗り換えだよ、とのことでその駅で降りると目の前には大きな市場が。ちょっと市場に立ち寄ってみよう、しかし次の電車が来たら困るなぁと駅員に次の環状線の出発時刻を尋ねると14:30と。あれ今は12:00なのだけど、本当に14:30?と尋ねるとそうだと。環状線は1時間に1本と聞いていたのだけど、朝夕はダイヤの間隔が短く、昼間はダイヤの間隔が広いらしく、それが正しいらしい。

そのため時間たっぷりあるので市場へ。市場はローカルの卸売市場という感じで、みんなすごい量を買っていっていて面白かったのだが、カメラを出すと警備員に写真撮影はNGだよと止められて写真が撮れなかったことが残念だ。昔、団体観光客が押し寄せて迷惑、みたいなことがあったのだろうか。途中お昼ご飯がてら、みかんをその時持っていた小銭の300ksで買えるだけ欲しいと買ったら、小ぶりながらも10個ほど買うことができて美味しくいただいた。

市場を見終わった後も14:30までは時間があったのだけど、もうすでに来ていた電車(ここが始発らしい、ちなみに鵜沼行き)に乗って時間を過ごす。定刻通りに出発すると、数駅どで全員降りて、なんだろうと思うと別の列車に乗り換えらしい。環状線といっても山手線のように乗りっぱなしで一周、というわけではないのね。電車の入り口に腰掛け、ドアがないので開放的な景色を見ながら過ごす。畑、飛行場、スラム、普通の住宅、様々な景色がうつり変わっていく。1時間半ほど乗ると、ダウンタウンがあるヤンゴン中央駅へ。乗ってから降りるまで、合計5時間強ほどかかったけど、ヤンゴンの様々な景色が見れて良い体験だった。

ヤンゴン中心部は五階建てぐらいの雑居ビルが立ち並ぶエリアがあったり、巨大なビル群が立ち並ぶエリアがあったりと、この景色だけ見ると「絶賛発展中の都市」という感じだ。綺麗なショッピングモールに入ると、外資系の店が立ち並んでいて、久しぶりに見る光景だ。晩ご飯は久しぶりにジャンキーな食べ物が食べたくなり、ピザハットか一風堂か迷った挙句に一風堂に。日本と変わらない価格だけど、やっぱりラーメン美味しいなぁ。というわけで、今日は日本の列車に乗ったり、日本食を食べたり、なにかと日本に縁がある1日だった。