バガンへ到着、腹痛で寝込む / 世界一周69日目
0時ごろ、夜行バスが一度検問で全員を下ろす。パスポートチェックなどはなくただ検問所を通るだけなのだけど、不正な移動のチェックか何かだろうか。昨晩一度バスを降りた時の標高は900m、ここは200mほどの場所で、700m標高が違うと夜でもだいぶ暖かくなった。
朝4:30ごろにバガンに到着すると、バスターミナルではタクシーの客引きが。そのうちの一人が「自転車だよ!二人オッケーだよ!20分で着くよ!」というので値段を聞くとタクシー相場よりは幾分安く、何より自転車で二人と荷物をどう運ぶのか興味があったので、その自転車へ。すると前後に二人のれるサイドカーが付いており、荷物は荷台に紐で縛る感じになっていて、二人と荷物で総勢150kg弱ぐらいはあるのではないか、を乗せて飄々と走るのであった。もちろん快適な乗車、というわけではないのだけど、興味深い体験ができた。
ゲストハウスに無事ついて、アーリーチェックインができるかどうか尋ねると、グレードの高い部屋なら空いてるからできるよ、といわれ、少々高いぐらいだったので、そちらに変更してチェックイン。バスの中では合計3-4時間寝れたし、このまま観光もできるかも、とも思ったのだけど、だいぶ疲れていたらしく、たっぷり12時前ごろまで寝てしまった。
その後昼ごはんを食べると、やはり襲い掛かる腹痛。かれこれ四日以上腹痛が続き、トイレがない環境だとだいぶ不安な感じなので大人しくゲストハウスに戻る。自分だけならまだしも、妻も昨日から同等の症状になってしまい、どこかでお腹に悪い物でも口に入れたかな、思い当たる節は山ほどある…そしてこの腹痛・下痢がなかなか治らない症状は何度かかかったことがある急性胃腸炎にそっくりだ。近くの薬局に行き急性胃腸炎の薬を購入。Gestidというジェネリック薬で1日朝晩2錠、10錠で50円強。日本と0が一つ違う金額だけど、現地の人が買える額、というとこれぐらいなのかな。というわけでバガン到着の1日目は腹痛に悩まされながらほとんど寝て過ごしたのであった。