A Day in the Life

電動バイクでアンコールワットを走る / 世界一周29日目

朝8時ごろ、電動バイクを借りて、アンコールワット定番の観光ルートらしい、ビッグサークルルートを一周してきた。

バイクというかスクータ自体、普通自動車免許取るときの講習で20年ぐらい前に一度乗ったことしかなく、かつシェムリアップ市街地は信号がほとんどなくて大丈夫かな、とも思ったのだけど、昨日一昨日の感じでは市街地を抜け、いわゆるアンコールワット遺跡群地区はほぼ交通量の少ない林道で大丈夫そうかなと、一日中10$で借りてみた。

先日のツアーで行った場所を再度行ってみたり(今日は平日だから人が少ない!)、いってなかったところを行ってみたりと、マッタリとした観光ができた。たぶん40-50kmぐらい走ったと思う。とりわけこの場所が好きだな、と思った場所はニャック・ポアンに行く途中の人工的に作られたらしい巨大な池(ダムのように水の出し入れができるらしい)が初めてみた瞬間おおおっ、となる美しさで、今日みても改めて綺麗だと思った。

電動バイクは市街地は行きも帰りも結構緊張感あったし、バイク自体上記の通り初心者で焦ってスロットルを全開方面に回して転びそうになったこともあったけど、遺跡群地区は林道・田んぼととてものどかな道を、風を切って(といっても、時速30km強ほど)走るのはとても気持ちが良かった。

その辺の田園では水牛が放し飼いで耕し、鶏も放し飼いで地面を突き虫を食べ、ヒヨコは親鶏と一緒に遊んでいる、などののどかな風景が続く。その中では驚きの風景もあり、何か鳴き声がすると道路を見ると、普通のバイクの後ろ(二人乗りで二人目が乗る場所)にまるまる一匹の豚が生きたまま縄でくくりつけらられ運ばれていく…ドナドナドーナ…。

14時ごろお店にバイクを返却し、その近くのクメール料理屋で遅めの昼ごはん。まず昨晩食べたロックラックをたのむ。この店でも食べて味の比較をしてみたけど、やっぱりここも旨い。牛肉が昨晩はステーキ的な物だったけど、こちらは薄切り肉で、するとなるほど日本の味が濃い生姜焼きに胡椒をきかせ、ライムを絞るとこんな味になりそう。食べ終えても小腹が空いていたので、同じ店でこちらもクメール料理定番のチキンアモックを食べる。よく「スープが少ないグリーンカレー」的な比喩を見かけるのだけど、どちらかというと親子丼(卵は火がしっかり通った物)に野菜を加えて、ココナッツフレーバにしたもの、のような味わい。こちらも美味しくてあっという間に食べてしまった。この美味しさは、ひょっとするとシンガポール・マレーシア・タイでは日本食を一度も食べなかったのだけど、クメール料理は日本食に似た味わいで、懐かしさゆえの美味しさなのかもしれない。

ホテルのプールで少々の運動をし、部屋で記事を書いたりしていると、また停電。今回の停電は数分停電、数分復帰という感じで断続的に続いている。外の様子を見ると、空は雷が光り、ただ雷鳴はしないため遠くでなっているようだ。繁華街の様子を見にむかうと、1ブロック単位で停電していたりしていなかったりで興味深い。これぐらい狭い区画で停電有り無しが別れるのか。そして全く明かりは無いが、自動車やバイクは道路を走っており、不思議な光景だった。また、モバイルインターネットは、停電の影響のためか、電波がLTEになったりh+になったり通じなくなったりして、停電になるとたしかにモバイルインターネットも通じなくなる可能性があるのか。

夜飯はまたまた違うクメール料理屋で3回目のロックラック。この店も薄切り牛肉だった。やはり旨い。付け合わせの別皿のソースは、黒胡椒・塩・ライムで、日本でもレモン黒胡椒塩x醤油ベースの料理はあうのではないだろうか。

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現地に数日いると、相場が分かってきて価格交渉が楽しい。観光地で買うとだいたい観光客には高値で吹っかけてくるのだけど(水が1$とか)、近くのローカルマーケットの相場(0.2$)と観光地での妥当な相場(0.5$)を知っていれば、少なくとも観光地相場までは交渉ですぐにさがる。

ただ、カンボジアで分かりにくいのが、現地通貨であるリエルは1$=4000リエルとして流通していて、1$以下はリエルを使うため支払いの時に咄嗟に計算できないケースが多い。0.25の倍数なら1000リエルでわかりやすいのだけど、1.15$(1$と600リエル)とか、実際細かいリエル札を持っていても、その場で計算できずオドオドしてしまう。リエルのレート相場だったのだろうが、1$=5000リエルのような割り切りやすい数字にならなかったのが残念だ。