結婚記念日+2日での箱根 / 2021年6月29日
一昨日は結婚二周年記念日。末永く一緒に過ごしていきたいものだ。普通なら記念に外食を食べたりするところだけど、当日は諸々予定外のことがあって行かずに別の日に行うことなった。記念日というと何が何でもその日に、というのが一般的かもしれないが、我が家はわりと柔軟対応な感じ。
別の日に美味しいご飯でも食べに行くかと思ってたのだけど、突然思い立って箱根旅行にすることに昨日決め、今日から箱根へ。予定を決めるのが苦手で、いつも突然の提案にのってくれる妻に感謝だ。
箱根湯本からは登山電車で強羅へ。箱根はちょうど紫陽花のシーズンらしく、久しぶりに生き生きとした紫陽花たちを目撃する。
強羅では田むら銀かつ亭で昼食に豆腐に肉餡を挟んだカツとじ、豆腐かつ煮を食べる。ヘルシーな豆腐とカツとじというハイカロリーが合わさった不思議な食べ物、食感も味も面白いけど、美味しいまた食べたい!という味わいかというとうーん。物珍しさにまた食べてしまうかも知れないけれど。
続いて熱海でも行ったMOA美術館系列の箱根美術館へ。強羅から徒歩で行ったのだけど、ずーっと急な坂道で行くのが大変だった。そういえば熱海のMOA美術館も徒歩で坂道をずっと登って大変だった記憶が。箱根美術館は美術品は全然解らなかった(知識がないので楽しめない)のだけど、苔映えする庭園が見事。
観光はそこそこに、宿の時の雫へ。部屋の劣化が気になる、というレビューを割と見かけたのだけど、自分たちは気にならなかったなぁ。大浴場と部屋風呂が有り、チェックアウトまでに合計6回ほど温泉に浸かる。部屋にあると休んで入ってを気軽に繰り返せて便利、家にも欲しい。
何より素晴らしかったのが、最近できた zen というマッサージチェアが置かれたルームで、マッサージチェアが良いものなのはもちろん、デザイナーがきちんと設計しただろう広々とした部屋は、本物の水の滴る音や薄障子から見える外の緑など、自分史上最高のマッサージチェア環境だった。もっと宿はアピールすべきでもったいなく感じた(部屋に行ってみるまで全く知らなかった)。
夕食はコロナ対策のため、共用のレストランではなく自室だったのだけど、例えば鮎焼きは小型の炭火台を持ってきて出す直前まで炙っていて温かさを保っていたり、刺し身などはふんだんに使った氷の上に盛ったりと、自室でも様々な工夫がされていて、おもてなしを体感できた。写真にはそれらの工夫された料理は写ってないのだけど…。