初めてのフィルムカメラ / 2021年5月30日
先日 PENTAX SP を触る機会があって、質感良いなぁ、PENTAX SPにつけられるM42のレンズはTakumarだけでもすでに4本持ってるしなぁ、そんなに高いものでもないし(本体のみの中古価格は5000円~ぐらい)、ということで PENTAX SP を購入する。初めてのフィルムカメラだ。なお写ルンですはフィルムカメラではなく、レンズ付きフィルムという扱いなので除外する。
早速フジカラーのISO100の24枚撮りフィルムと、SMC Takumar 50mm F1.4をつけて散歩する。PENTAX SPのシャッタースピードは最速で1/1000なので、今日の曇り時々晴れの明るさではそのシャッタースピードではF8前後が適正露出。絞り開放付近では(NDフィルターつけない限りは)、とてもじゃないけど明るすぎてシャッターを切れない。1/8000・ISO50で昼間でもF1.4開放で適正露出になる最近のカメラの便利さを感じる。
撮影できる数に限りがあるし、一枚あたりのコストもほぼ0円のデジタルに比べたら圧倒的に高いので、普段はホイホイ押すシャッターも、ファインダーの構図をしっかりと考えて、良さそうな構図でしかシャッターが押せない。カメラの扱いにも慣れてないため、様々な条件をチェックし、やっとシャッターを押す。そのためやたらと一枚を撮るのに時間がかかる。
撮り終わったフィルムもちゃんと現像に出さないと確認できない。シャッターを押してすぐに画像を確認できるデジカメとは圧倒的に違う。色々不便で、この不便さが新鮮で楽しい。メインのカメラになることはないのだろうけど、時々は撮影して楽しみたい。
今日撮った写真は今日の日記にアップできない(現像できない!)ため、もうちょい写真が撮りたいと久しぶりに写ルンですレンズを付けて夜散歩。F10固定のプラスチックレンズは流石に夜撮影は難しいので、これまた久しぶりに三脚を使う。使ったのは小型三脚のLeofoto MT-03 + MBH-19。この小型三脚はちょうどよい重要かつ小型で持ち運びしやすく、とりわけ小型レンズ利用時は非常に扱いやすい。