フエ王宮と料理教室 / 世界一周42日目
天気予報では1日雨だったのだけど、ちょうど9時ごろ雨は止み、世界遺産であるフエ王宮へ。フエ王宮は広く、ウロウロ2時間半ほどみて回った。日曜なのに観光客もそれほどおらず密度的には快適だったのだが、世界遺産の見所としてはとりわけ何かグッとくるものがあるわけでもなく、うーんという感じであった。
昼過ぎに帰ってきて、部屋にいるとまた近所中で大音量のKARAOKEが。それが一箇所ではなく複数箇所から。後に部屋のホストに聞いたところ、結婚式、誕生日、等々祝い事に託けて、土日はしょっちゅうKARAOKEをしているらしい。20年前はテレビなんて町内に一つしかなく、手頃価格で買えるカラオケセットが広まって、しょっちゅう歌われるようになったとかなんとか。
夜はホストが主催している料理教室へ。今日はビーガン料理の日とのことで、市場へ食材を買い出しに。生きた食用蛙を売っているそばでもくもくと、その食用蛙を食べられるように処理、つまり生きたまま切って皮を剥いでいるのが衝撃的だった。
料理自体は、基本油で玉ねぎとニンニクを炒め、豆腐やマッシュルームといった主となる食材と調味料や薬味を炒め煮込む、といったシンプルなものだったがなかなか美味しい。
その後、料理教室プランには「瞑想」という最後に近くのお寺に行って瞑想をするというのも組み込まれており、ローカルな人たちに紛れ瞑想する。夜の少ない明かりの中、他国の寺院で静かに瞑想するのはなかなかの良い体験だったが、座禅が苦手な自分は途中から足が痛くなり心を落ち着ける所ではなく、ただただ痛みに耐えるだけとなってしまったのであった。