ベトナム統一鉄道でフエへ / 世界一周41日目
朝、ダナン海岸へ日の出を見に行く。今日も生憎の空だったが、ほんの一瞬だけ太陽を見ることができた。
今日はベトナム統一鉄道で移動。この統一鉄道は古くからあり、北はハノイから南はホーチミンまで、約33時間かけて直通で行くことができる。もちろんその距離なので、寝台車両もある。ベトナムで一度は乗ってみたい買ったので、今回はその途中の駅、ダナンからフエへ一駅分移動した。
列車は出発すると最初は江ノ電さながらの市街地そばを低速で移動し、その後海岸線沿いをカーブが多く線路も古いからかこれまた低速で移動する。しかしながら、海岸沿ギリギリで移動する列車からの見晴らしは抜群で、異国を列車で旅してるなぁ感を得ることができた。ただ、クーラーが効きまくっており車内はめちゃくちゃ寒かったが…。
3時間弱ほどでベトナムで初めて世界遺産に登録された建物群があるフエに到着。いつもの通りGrabで宿泊場所まで移動しようと立ち上げると、なんとGrabタクシーがフエでは非対応らしく、運転手と値段交渉が必要だった。なお、これはベトナム全域にいえるが、わりとモバイルネットワーク(少なくともGoogleFi)は不安定で、通信できないことも時たまある。
今日の宿泊は久しぶりにAirBnBで市街地からちょっと離れたところに民泊。オーナーから「今日は結婚パーティーが近くであって、ちょっとKARAOKEの音がうるさいよ。ごめんね」と言われる。たしかに向かいの家でパーテイーっぽい準備してるなーと思ったらこれだったのか。ここの結婚パーティーは、家に近所の人全員を誘うらしく、近隣のさまざまな人々が家に集まっていく。そして18時ごろからパーティーが始まったのだが、老若男女がKARAOKEを歌い出した、のは良いのだけど、うるさいというか、もはや野外ライブ並みの大音量で泊まっている部屋が揺れるほど。そして3時間ほどカラオケが続いたのであった。
たしかビリージョエルの何かのアルバムのライナーズノートに「このアルバムは是非大音量で効いて欲しい。隣の人も家に誘えば全く問題ないさ!」みたいなことが書いてあったと記憶しているのだけど、たしかにご近所全員が参加するカラオケなら、大音量でも全く問題ないね…!