AI開発合宿二日目、というか最終日。朝はペニーレインで朝食。ペニーレイン、たいてい冬の平日に行っていたので、開店直後はそんなに人がいない、というイメージだったのだけど、この日は閉店直後でもちょっと待ちが発生したし、食べ終わって店を出る頃には40分待ちの看板が。さすが人気店。テラスもこれからどんどん心地良くなりそうで、次はテラスもいいなぁ。
昼食は、柏屋で蕎麦。「かつどん柏屋」はたくさん行ったが、本家の蕎麦屋の方は初めてだ。美味しい。自分たちの後のお客さんは、そばがもう終わってしまって頼めなかったりしたので、ギリギリだった。
乙女の滝のすぐそばまで来たので、せっかくなので立ち寄る。ここもこれから良いシーズンになっていくね。
夕方、開発合宿の成果発表会。私以外は、AI関連のちゃんとしたテーマに取り組んで、クオリティも高く、いやー面白い。I氏はエンジニアでもないのに、Figmaプラグインを作ったり、vercelにデプロイしてたり(ほぼcursorが書いた)して、AIによって大きく幅が広がる一例を間近に見る。私は何かのテーマに取り組んだわけではなく、Vibe Cording を一度もしたことがなかったので、cursor でコードをいかに触らず・見ずに作れるかを試した。
毎年のこの日記を要約してdiscordなどに投稿するツール(以前も作ったものの仕様を書いて新機能などを追加)を作成したり、この日記のタイトルがないものに自動でタイトルをつけたりするツールを作成する。Vibe Cording は思った通りの感じで、なるほど便利。
コードは見ずにブラックボックス的な開発(出力成果物だけをみる)をしたので、出来上がったコードを後で見ると本番運用前提のコードでは全くないが、書き殴りのツールを作るには十分。また自分が指示するのは仕様のみで、仕様書も随時アップデートされるようにしてるので、機能を変えたくなったら仕様変更・追加するだけでいいし、楽で良いね。
コード品質自体も、今今良いものにしようとすると、設計・開発ルールをしっかりと書く必要がありそうだが、GPT3.5の頃のプロンプトエンジニアリングと現状同じ感じで、どうせ1-2年も書けば雑な指示でも、本番レベルの運用しやすく可読性が高いコードがパッと出でも出来上がるようになるだろう、という確信めいたものはある。
と、思ったがこれはAIネイティブ時代以前のコードを手でエンジニアの発想で、うまく欲しいものが作れれば裏側はなんでもいいので、ソースコードなんてほぼ見る必要はなく、AIが開発しやすければ良くて、人間はソースコード自体に関心を失っていく(ほとんどのケースでは必要ない)のだろうなぁ。
というわけで、自分の成果物は他2人に比べたらただの「やってみた」ではあったが、こういう合宿形式だと普段やってないことに時間を割けるし(普段だと、空き時間は情報検索よりのことをしてしまう)、他人の話も聞けるしで、有益な時間だったし、何より楽しかったなぁ。