プリンター PF-71・武漢日記 / 2020年12月30日
最近はレタス・玉ねぎスライスにカニカマと海苔をちらして作るサラダが我が家のお気に入り。
今日は船で釣りの予定、が雨と風でお流れとなった。残念。
届いていたけど、セットアップしていなかったエプソンのプリンターPF-71を設置する。最近写真印刷をチラホラしだしたのだけど、ネット印刷は安く(大手でL判で一枚7~17円)て出来栄えも悪くないのだけど、手元に来るまで数日かかるし、お店でのプリントは少々高く、かつ行くのが面倒だったので小型プリンターが欲しかったのだ。
店頭であれこれプリンターを見ては見たもの、普及価格帯のプリンターは必要のないスキャナー機能がついていて場所を取り、プロ用プリンターは大きくて場所を取る。印刷したいサイズはL版で、せいぜい2Lが印刷できればよかったので、小型なPF-71を買ってみた。外観は正直プラスチックプラスチックしていて好みではないのだけど、場所を取らないのは良い。
コレ系のプリンターは本体は安く、インクで元を取る商売なので、全4色セットのカードリッジの純正インクカードリッジ(3500円ほど、L判で100枚ぐらい)と純正写真光沢L判用紙(500枚で2000円ほど)だと1枚あたり40円ぐらいのコスト(非純正カードリッジなら900円ぐらいになるのだけど)なので、ランニングコストは高くつくのだけど、それよりもすぐに印刷できる手軽さをとりたい。
セットアップしてプリンタをWiFiに繋いで、Windows用のドライバ・ソフトウェアをいれるととりわけ何か問題が出るわけでもなく印刷ができた。Lightroom CC に印刷機能がないことに驚いたぐらいかな…。印刷された写真の色合いはちょっとコントラストが強い(標準だとプリンタが自動補正するため、自動補正はオフにしてる)感じだけど、ちゃんとカラーマネジメントして色合わせでどこまで自分が思っている色を出せるのか、みたいなことはまだ行っていない。
夕方、ブルーボトルコーヒーへ。相変わらず好みのブレンドだ。中国内部の視点でコロナ禍の初期を知ろうと、武漢日記を読み始める。今はコロナウィルスについての知識・対策が解ってきているけど、当時は得体のしれない感染症への恐怖、東京23区並の人口を持つ都市の封鎖(集合住宅からも基本出れない)、という環境での日々(役人やメディアへの憤り、周りの友人、知人の死、ネット上の心無い罵声、などなど)が綴ってある。
武漢は2018年8月に訪れたことがあり、1000万人超えの街でも準一級都市かぁと中国の人口の多さに驚いたのだった。まさかあの時は、武漢がこんなことになろうとは思いもよらなかったなぁ。と振り返り Google Photos を見てみると、コロナ前の当時の武漢をスマフォで撮った写真が出てきたので何枚か。
中国人ならみんな知っている有名な詩に登場するという黄鶴楼(再建)。というか世界遺産だったのか。スマフォでチケットを買いQRコードで自動改札のような場所を通った記憶がある。
黄鶴楼に登り街を見渡す。武漢は長江と漢江、大河が流れる街で、そのため古くから発展してきた。
武漢日記の作者方方の出身大学である、丘の上にある武漢大学。中国の大学は寮とセットになっていて、巨大な学園生活圏が形成されているところが多い。写真はたしか学生寮。武漢の夏場は川・湖があるため蒸し暑く、温度も37度ぐらいになるので、みんな窓全開。
武漢大学そばの湖。水遊び禁止!の看板があったのだけど、大学生と思われる若者がたくさんそのへんで水遊びしていた。周りが高層ビルに囲まれている風景も中国都市部らしい。
よくある食べ歩き市場。夜市とは違い、昼からも賑わっていた。どこかの店先で写真を撮っていたら、「写真撮ってる暇があるなら俺の店の料理食べなっ!」と店主におたまを振りかざされながら怒鳴られた(というかただ声が大きかっただけかも)思い出。こういう場所も全く人が居なくなったという。
20-30本セットで売られてる細い串焼きがあるのだけど、ゴミ箱はこうなる。これもだいたいどこの中国都市でも見る光景。なお中国都市部はやたらと公共のゴミ箱が置かれているため、ポイ捨てゴミは少なく、日本以上にきれいな路上も多い。武漢日記の中では、都市閉鎖時にも清掃員は街をクリーンにする(感染症対策)ために、清掃・消毒を行っていたという。
そして、コロナウィルスが広まったとされる华南海鲜批发市场、当時自分が泊まった希岸酒店(武汉汉口火车站店)の1ブロック隣だったのか…。中国大陸真ん中の巨大ハブ駅である武漢駅の直ぐ側の市場だったのね。