2020年12月29日
Jupiter-8で撮影。光源が霞がかった感じになるね。
昼間、Netflix の今際の国のアリスシーズン1を観終わる。誰もほぼ居なくなった東京が舞台で、最初渋谷のスクランブル交差点が出てくるのだけど、どうやってこんなにモブ集めて撮影できたんだろう、フルCGなのかな?と調べてみると、足利スクランブルシティスタジオという栃木の足利市に渋谷スクランブル交差点を撮影用に作った巨大なセットスタジオがあるのね。周りはグリーンの壁に覆われていて、CG合成しやすい作りになっている、と。なお今際の国アリスは、オススメかと言われるとそうではない感じの内容だったのだけれども…。
夕方、散歩ついでにコレットマーレに立ち寄ると、ワークマン女子(という店舗名だけど、商品の4割は男性用,2割は男女兼用物)の入場制限が無くなっており難なく初入店できた。なるほどー、どれもお値打ち価格。とりわけデザインもそれなりな防水靴は1500-2000円ほどで売られていて、こないだ防水靴を買ってしまったのだけど、先にワークマンに来ていたらこちらで買ってしまっただろうなぁ。ただ、全体的なウェアのデザインはあと5-10年ぐらいすると更に良くなるのだろうなぁ、という感じがする。
続いて隣の本屋の有隣堂に行き、前から気になっていた写真集、九龍城探訪とLIAM WONG TO:KY:OOを購入する。本屋で紙の本を買うのはいつぶりだろう。印刷前提の写真集はデジタルで見ると出来上がりが違うので、紙で読みたいのだよね。
九龍城探訪は1993年に無くなってしまった九龍城を写す写真集。治外法権が効いていた場所、存在が異様だったという九龍城。もう今は見れない景色の写真。
LIAM WONG TO:KY:OOは元ゲームデザイナーのLiam Wongが切り取る東京の写真。いわゆるHDRのような階調を広げた色合いではなく、なるほどゲーム的な面白い色彩、サイバーパンク的色彩で東京がレンダリングされている。フェイクなのによりリアルっぽい色彩なのはゲームデザイナーならではの美的感覚が為せる技なのか。HDRぽい写真はいかにも偽色ぽい景色なのに、この彼の写真は偽色だけど本物ぽい面白さがある。なお彼のWebサイトでも大体の写真が見れる。