台南から台中、台北へ・台湾7日目 / 2023年12月30日
台北への移動日。せっかくなので途中の都市、台中へ立ち寄る。朝食は台南のローカル食堂で、葱油餅とトースト、豆乳。トーストは具とマッチしてうまし。
台南から台中への移動は特急で2時間弱。前日夜に予約しようとしたら、一般席は売り切れのため、ビジネスクラス(といってもそんなに高くないのだが)を取る。ビジネスクラス、弁当orパイナップルケーキ、ドリンクが付いてくるのね。これだけで十分元が取れた気分。パイナップルケーキは先日食べたSummyHillsの美味しいやつだし、ラテはスタバのだったし、豪華である。
台中では、まずは有名な駅前店、民生嘉義米糕で肉そぼろのおこわ飯。素朴な美味しさ。
続いて、台中国家歌劇院へ。建築家伊東豊雄デザインの曲面が美しい劇場。1Fの土産物屋も充実。
劇場周辺は閑静な高級タワマン住宅街という感じ。新しいマンションも多い。
公園は芝生に寝そべったり、子供たちが駆け回ったり、平和である。子供向け屋台が楽しそうなたたずまい。
昼食は春水堂で。エビの風味がきいたまぜそばがとりわけ美味い。自分は全く知らなかったのだが、台中の春水堂がタピオカミルクティ発祥らしい。というわけでタピオカミルクティも追加で頼む。甘さを中国本土の癖で控えめにしてしまったのだけど、台湾は元々全体の味付けが日本人からすると薄いため、甘さ通常でちょうど良い甘さだなぁ。
有名店の宮原眼科へ。もと宮原眼科をリノベした、美味しい土産物屋。妻は楽しそうにあれこれ見ているので、私は周辺散歩をする。宮原眼科の横の廃墟的な建物が、ゲームに出てくる敵基地っぽい感じでカッコ良い(治安は悪そうだが)。
台中駅から台北へ。こちらも特急で2時間弱。来たときは別の出口から出てわからなかったのだが、台中駅はかなり大きいのだなぁ。旧駅校舎では、動かない電車をリノベしたショップや、そこらへんで市が出ていて大賑わい。
台北(のそば)まで移動して夕食。初めて臭豆腐を食べてみたのだけど、この店がそうなのかはわからないが、ほとんど臭みはなく、カリカリサクサク豆腐という感じだ。麺線も牡蠣オムレツも美味しかった。
その後、ホテル周辺を散歩したり、ちょうど良いサイズの本屋に行ってみたり。英語までとは行かないまでも、日本語学習や日本語検定の本がたくさん置いてあったり、漫画はかなりの日本漫画が翻訳されて発刊されていたり、改めて親日っぷりを感じた。日本語自体、やたらめったら見かけるしね。5年前に台北に来たときはあんまり日本語を見なかった気がするのだが、今回の旅行だとそこらかしこで目についたなぁ。