カミニート・サンモルテ市場・レコレータ墓地・南米5日目 / 2023年2月4日
昨晩は睡眠導入剤を飲んだためか、きちんと睡眠することができて目覚める。時差ボケ対策に、もっと早いうちに飲んでおくべきだった。朝食はFlorida Gardenで。朝食セットと、妻が食べたがっていたチーズケーキを頼む。日本のチーズケーキの倍ぐらいの大きさ。面白い味。
バスで、タンゴ発祥の地カミニートへ。カラフルに彩られた場所で、そこらかしこに土産物屋が立ち並び、THE観光地という感じ。しかしながらカミニート中心部からから1ブロック以上離れるととたんに治安が悪くなり、毎年のように観光客が刺されたり銃で打たれたりしている場所なのだけど、割と周辺も彩り豊か・アート的な感じがするのでついうっかり、というのもわかる気がする。
続いてバスでサンモルテ市場へ。いろいろな店があって目移りする。昼食にチョリソー屋でチョリソーを食べる、めちゃうまい。パンを焼いたものにソーセージを挟んだもの、というとただのホットドッグのように聞こえるが、ソーセージはビーフでパンもソーセージもカリカリに焼いてあって肉の旨さが感じられる。その後、エンパナーダ専門店でハムチーズを食べる。こちらも安価なチェーン店のものより3倍ぐらい価格も高いだけあって、サクトロウマい。また食べたい旨さ。
サンモルテ市場の横の公園で休憩。土日は蚤の市がやってるようで、いろいろなものが売られていた。どの公園も木々が大きいこともあって、緑豊かだ。その横のアイス屋でジェラートを食べる。日本じゃ見ない不思議な形のコーン。
レコレータ墓地へ。入り口の電子チケットもぎりの方に、どこから来たの?と言われたので日本と答えると「えーー日本!ちょっとまって!日本!」的なテンションで、墓地のおすすめ道順や観光スポットの説明を日本語であれこれと教えてもらい、最後に記念写真をとっても良いかと言われもちろん、と一緒に写真を撮る。日本の観光客が最近全然来ないので、日本の人と話せて嬉しい、久しぶりに日本語を使えた、等々。そんなに喜んでもらえてこちらも嬉しくなる。たしかにブエノスアイレスでは中国・韓国の観光客は見かけたが、まだ日本人は見かけていない。今のタイミングで日本から来ているのは結構レアなのかもしれない。
レコレータ墓地はかなり広く、確かに観光案内が必要なレベル。数百ある墓はどの墓も墓というよりは小さな建物という感じで立派で、地下室があったり棺がそのままおいてあったり、墓によっては手入れされておらず半ば荒れていたりと様々。レコレータ墓地近辺は山手的な高級住宅街らしく、その中に立派な墓を建てるというのは、ある意味ステータスだったのだろうか。自分もいつか死後はこうしてほしい(墓を作る・作らないという選択も含めて)、というのを真剣に考える日も来るのだろうなぁ。
夕食はミラノ風カツレツの、Milanesaを食べる。薄いカツは牛肉だけかと思いきや鶏肉も。Milanesaは一度食べたら十分かなぁ。
おたよりコーナー
写真の色合いがいつも鮮やかで羨ましい!構図も素敵!
--ろごすけ
ありがとうありがとう、普段見なれない場所というだけで点数アップの不思議!