羽田→パリ→ブエノスアイレス・南米1日目 / 2023年1月31日
羽田から14時間のフライトを終え、今はパリのシャルル・ド・ゴール空港で日記を書いている。深夜便だったからか、思ったよりも機内でだいぶ寝れて実際に感じた時間は短かった。ロシアの領空を飛べないので、パリまでは中央アジアらへんを通っていくのかと思っていたら、アラスカ・グリーンランド・北極圏・アイスランド・イギリスあたりを通ってパリ、というルートだった。北極あたりでは空が紫で満月に近い月も紫がかって見えて神秘的な感じであった。窓際席でないので写真が取れないのが残念。
フライト中に横に座った方が翻訳アプリで「よい旅を」と挨拶をしてくれたので、英語で話を振ると頑張って日本語で返してくれる。ブラジルの方で、日本に働きに来て日本で結婚(パートナーはブラジルと日本のハーフ)し子供もいて、工場で仕事をしている、久しぶりにブラジルに帰るのだ。なので夫婦間ではポルトガル語でコミュニケーションとっていて、日本語はチョットデキル、子供のほうが上手い、英語はわからない、という話でなるほどなぁ。良い帰国になれば良いなぁ。
約5時間のトランスファーを経て、次はブエノスアイレスまでまたまた14時間弱のフライト。今度もあまり時間を感じないとよいのだけど。
先程の羽田→パリは機内でもかなりのマスク着用率だったのだが、パリ→ブエノスアイレスではほぼマスクを付けてる人おらず、国ごとの違いが伺える。飛び交う言語も基本スペイン語かフランス語なので、機内から徐々に異国感が出てきたなぁ。日本の添乗員さんも居て、日本人は我々二人だけでパリ→ブエノスアイレスの便に日本人が乗るのは珍しいと教えてもらう。ですよね。
また、さきほどはずっと夜のフライトで、パリに着くころにちょうど太陽が出るころだったのだけど、今回は逆にずっと日が出ていて、到着前頃に日が沈む感じも真逆で面白い。
ブエノスアイレスにはトランスファー合わせると合計32時間時間ほどの道程を経て到着する。なんだかんだで結構疲れたなぁ。着陸に成功したときに機内で拍手が沸き起こる。おおー、これが噂に聞くやつか。
ブエノスアイレスに着いて飛行機を降りると、パリの空港では感じなかった異国感。蒸し暑さと香水的な香りのせいだろうか。夜到着だったのでエアポートバスもなく、空港手配のレミース(タクシー)でホテルまで移動。途中高速道路でエンストして路肩に停まって修理をしだして、このまま無事につくのだろうか、と少々不安になるが15分ほどでまたエンジンがかかるようになり再出発。
中心部は夜でもにぎやか。疲れているのだけど、その日のうちに日記を書いてしまわねば、とこれを書いて就寝する。