この世にたやすい仕事はない・シジュウカラの置物 / 2022年4月8日
この世にたやすい仕事はないを読む。仕事に燃え尽きて退職し、コラーゲンの抽出を見守るような仕事がしたいと言う主人公に「そんな仕事がありますよ」と斡旋され、カメラ経由で小説家をずっと見続ける仕事、おかきの袋の後ろの一言を書く仕事、ポスター貼りの仕事、などなど5つの仕事をしていくお話。読み始めたら止まらなくて一気に読んでしまった。
作者の津村記久子氏は芥川賞作家、というよりは竹宮ゆゆこ氏が大好きな作者(2人の対談)という認識をしていて、いつか著作を読んでみたいと思っていたのであった。話の流れや言い回しがゆゆこ氏に通ずる物があり軽快。
先日の工芸館でお土産に買った、3-4cmと小さな手作りシジュウカラの置物。同じ作者が那須に生息する15の生き物シリーズというのをやっていてそのうちの一つ、15個集めたいぞ。シジュウカラはスズメより一回り小さく小柄で色も良くかわいい、我が家にもよく遊びにくる。
腕痛9日目。以前は寝る時痛くてロキソニン必須だったのだけど、昨晩からはロキソニン抜きでも大丈夫なぐらいに回復した。徐々に日々良くなっていく実感があって安心する。