あんず館のヤシオマス丼・「GAKKOU」のアナグラム・地雷を踏んだらサヨウナラ / 2022年1月16日
最近足の炎症で行けていなかった温泉欲が高まり、治った感じになったので朝から芦野温泉へ。はー最高、考え事をしているとあっというまに2時間弱ぐらいがたっていた。温泉は瞑想にもよいのだよなぁ。温泉後は足湯に浸かりつつ読書などして過ごす。
その後は伊王野の道の駅のあんず館で昼食。前回食べたミックスフライ定食も、今回食べた唐揚げ定食もうまし。妻はヤシオマス丼を頼んでいて一口もらったが、濃厚なサーモンという感じの味でこれも美味しかったなぁ。ヤシオマスは栃木の養殖魚らしく、釣れる管理釣り場もあるみたいなので行ってみたい。
今日の運転は免許取り立ての妻が終始運転してくれた。ありがとう妻よ。
「GAKKOU」のアナグラムを見て、あっ、これこないだの基本統計学教科書でやったやつ(順列と組み合わせ)で解けるじゃん!というわけで手計算で解いてみる。
- GAKKOU のcharの組み合わせは
6!/2!=360
- ソートした順番での組み合わせを考える
- Aが最初に来る組み合わせは
5!/2!=60
- Gが最初に来る組み合わせは
5!/2!=60
なので、Gが最初である - GAが最初に来る組み合わせは
4!/2!=12
- GKが最初に来る組み合わせは
4!=24
これで96通り(60+12+24)になった - GOが最初に来る組み合わせは
4!/2!=12
なのでGOが最初の組み合わせの中に100通り目がある - GOAが最初に来る組み合わせは
3!/2!=3
これで99通り - 次に来る組み合わせ(GOなんちゃら)が100通り目、なるほど~納得の文字列。
エールを贈る生徒に先生が出す、良い問題だなぁ。
ちょくちょく読んでいた、地雷を踏んだらサヨウナラを読み終える。タイトルは記憶に残るし有名なので知ってはいたのだが未読だったもの。
1972−73の戦時下にカンボジア・ベトナムにフリーフォトグラファーとして戦場の写真を撮り歩いた一ノ瀬泰造の写真・書簡をまとめたもの。当人は73年11月に消息不明となり、その後両親により死亡が確認された。日記や両親・友人との手紙のやりとりが主で、とりわけ両親とのやりとりでは親から子への愛情が伝わってきて込み上げる物がある。また当人の若さ溢れる力も感じられる。
プノンペン・シュリムアップ・ホーチミンなど旅行で訪れたところが舞台で、当時はこんな戦争があったのだと辛い情景が伝わってくる。プノンペンのトゥール・スレン虐殺犯罪博物館(S21)やキリングフィールドを訪れた時も悲惨さを感じたが、この本からは死が隣り合わせの戦時中の日常だったり、その日常に生まれて日常=戦争が当たり前になってしまった街だったり、また違ったなんとも言えぬ辛い感情を持った。しかしこの戦時日常が73年で、その後ポルポト政権による人口の25%ほどが亡くなったという大虐殺が75年〜おきるので、これはまだそれに比べたらよかった時代だったのだよなぁ…。
なおこの本も図書館で目について借りたものである。図書館便利。