リコー ハイカラー35・ひつじ珈琲・黒羽温泉五峰の湯 / 2021年12月19日
雪が降った次の夜はとても冷え込んで、朝方の最低気温はマイナス7度。先日届いた電気毛布を使ったおかげか、暖房がない寝室だがとりわけ寒さを感じなかった。外の雪は、土の上のはだいぶ残っているが、アスファルト部分はほぼ溶けていて凍っておらず良かった。
リコーの1968年のカメラ、HI-COLOR 35が届いたので、解説記事やYouTubeを見つつフィルムをセット。とりわけ動画で解説されるとわかりやすい。このカメラは店頭でジャンク品を見て、デザインのレトロ近未来感が気に入って、いつか完動品を買おうと思っていたもの。細かいスペックは135フィルムが使える、ぐらいしか知らなかったのだけど、なるほどレンズは広角の35mm F2.8、シャッター速度30~300、CdS露出計、その露出計を使いシャッター速度優先オートで撮影できるカメラなのね。試し撮りすると、どれも正常に動いてそうだった。
カメラ外観のデザインもハイカラーはいくつかあるのだけど、前面に曲線が描かれたこのデザインの物が欲しかったのだよなぁ。
雪の次の日の道路や景色はどんな物だろう&カメラの試写もかねて近所をドライブしつつ、何度も行っている伊王野の道の駅へ。晴れの天気だったので、昼過ぎにはもうほとんど雪は溶けてしまって、道路的には安全だったけど景色的に雪景色が見れずちょっと残念。道の駅周辺を散歩すると、川の水は雪解け水が流れていて非常に綺麗だった。
昼飯は道の駅のミックスフライ定食。フライたくさんで満足。時々こういうのが食べたくなる。
日曜は市が開かれており、いろいろなものが売られている。店の一角で100円の値札で置物・陶器を売っていた店でおじいさんが「100円ショップだよ〜」と楽しく話しかけてくれて、ちょっと離れてたらおばあさんが「あんた、これちゃんとした焼き物だから100円は安すぎだよ」といって高い(といっても数百円だが)値札をつけて別のところに移動していたりして面白かった。
続いて車を滑らせ、ひつじ珈琲へ。カフェではなく豆の専門店で、店員さんが親切に様々なことを教えてくれ、浅煎りブレンドを購入する。お店の内側も心地よい空間だったし、外では豆や粉の自動販売機もあったりした。良い場所だったのでまた行きたい。この辺は大田原市なのね。
その後、黒羽温泉五峰の湯へ。この辺はさらに山と畑という感じで景色が良く、自転車で走ったら気持ちよさそうだよなーとH氏のことを思い浮かべたりした。五峰の湯はその名の通り、五つの峰が見えるらしいのだけど、ちょっと曇ってきてあまり見れず残念。しかしそれを差し引いても、500円の入浴料で広い内風呂・広い露天・アルカリの温泉が味わえかなり良かった。本当ならサウナもあるのだけど、コロナ禍のため今流行っておらずそこだけが残念。値段が安いのは大田原市の施設だかららしく、大田原市のお年寄りなら250円で入れ、客層の7割ぐらいはお年寄りであった。老後はこんな温泉が近くにあったら毎日通って楽しく元気に過ごせそうだ。