朝の大桟橋ふ頭とJupiter-12 / 2021年1月13日
絞ると出る、五角形の青のフレア。
eBay で買ったロシア製レンズ、Jupiter-12 35mm F2.8 が届く。このレンズはツァイスの Biogon をライカL39マウントで再現したデットコピーといわれ、レンズ設計がそのままだったらしい。入手したのは、型番だとたぶんPT0825かな。重さは実測101.4gと非常に軽い。
というわけで早速、朝の大桟橋ふ頭に行ったことがなかったので、日の出前に行って撮影する。
開放だと、中央以外は周辺流れでソフトになり、色合いもめちゃ好みの画だ。なにこれ楽しい。時間を忘れて撮りまくってしまった。
昨日の雨の影響もあってか、霜が降りていて部分部分では凍っている。
日が出てきてこの辺で、あれこのチリのようなものは…と気づく。光が強いシーンだとa7Cの低倍率ファインダー越しにもすぐわかるぐらいモヤッとしたものが写る。
解りやすい画だとこれぐらいひどくなる。
家でLEDライトを後ろからあてて確認すると、カビなのかバルサム切れなのか、前面郡の2-3枚目あたりのレンズにわかりやすくモヤが写っている。これがウワサのハズレレンズ…。eBayでは評価の高い出品者で、写っている出品写真ではキレイに見えたのだけど、なんと。もう評価もつけてしまったし、なによりロシアに返品するのはめんどくさそう、ということで返品は諦める。
Jupiter-12、後玉が面白い形なので実用というよりはコレクション的に買ったのだけど、実際に使ってみると軽さも相成ってファーストインプレッションではとても好印象で、なにやら気に入りそうな気がしてるので、ダメ元で今度分解清掃してみようかなぁ。
Lightroom Classic CC で使ってみたい機能(範囲マスク機能、iPhone の深度マップがあるカメラで撮ると奥行き範囲マスクも使えるらしい)があったので、体験版を使ってみると、Lightroom CC と比べあまりにも複雑なUI…昔の自分は良くこれ使っていたなぁ、とそっとアンインストールする。Lightroom CC は Classic のあの機能が使えたら、というのが時々あるのだけど、それよりもシンプルなUIのほうが自分には大事だなー。