バランコ地区ぶらぶら・南米35日目 / 2023年3月6日
リマに来てからは大抵霧だったり曇だったりしてどんよりとした朝が多かった中、この日は快晴。妻はペルー料理教室に出かけて行ったので、一人バランコ地区をぶらぶら。アート地区らしく、アートっぽいものが多かった。鳥の首のオブジェが並ぶさまはちょっと怖い。
この辺は高台だからか、至るところをクロコンドルが飛んでいる。翼を広げると五本指のような羽だ。
昼食は目当てのメキシコ料理店が閉まっていたので、その辺の中華屋へ。スペイン語のランチメニューではWANTANしか分かる単語が無く、Google Maps の写真にワンタンスープのようなものがあったのでそれかな、と頼む。WANTAN o XXX ? 的な質問をされたのでWANTANと答えると、まず突き出しに揚げワンタン。そしてメイン料理は揚げワンタン+肉を甘く炒めたもの+チャーハンであった。揚げワンタンに揚げワンタン…。他の人を見ると、もう一つはスープだったらしく、そちらを選ぶのが正解だったなぁ。孤独のグルメに出てくるようなチョイスになってしまった。
そして中華の味はなんか薄い、化学調味料が不使用のようだ。南米ではTHE化学調味料の旨さ、というのを味わったことがなく、化学調味料はあまり使われてないのかなー。町中華に期待するのはガツンとした化学調味料の旨味であり、今まではどの国でもそのような味付けだったので、不使用な味付けもあるのだなぁ。残念ながら物足りない味であった。
午後は妻とBLUというジェラート屋へ。ここの果物を使ったジェラートは味が濃くどれも美味しい。1杯では足りず、おかわりをしてしまった。マンゴー・ルクマ・ココナッツ・パッションフルーツ。ルクマはペルーの果物で、妻が今日料理教室で食べて、いたく気に入ったらしい。
夕方、昨日に引き続き夕日を眺め過ごす。最高である。
宿のオブジェ。
夕食は有名店Isolinaへ。昨日日曜は入店待ち行列ができていたほどだったが、今日月曜は待ち時間無しで入れてよかった。1品の量が多いとの事前情報を得ていたので、ロモ・サルタード一つを頼むと二人分ぐらいの量。白米もついてお腹いっぱいだ。ここのロモ・サルタードはにんにくがかなり効いていて美味しい。
今日から高地に備え、高山病の予防にも効果があるというダイアモックスを飲み始める。利尿作用があり、しょっちゅうトイレに行くたくなった。これで高山病にかからないとよいのだけど。