パイネ国立公園・南米20日目 / 2023年2月19日
プエルト・ナタレス観光の目玉、パイネ国立公園へのバスツアーへ参加。まずはパイネ国立公園、ではなくミロドンという巨大生物の化石が発掘されたという洞窟へ。ミロドンは体長3mほど、重さ1tとも言わている巨大なナマケモノのような動物だったらしい。プエルト・ナタレスでは至るところにミロドンをシンボルとして使っている。ミロドン洞窟はけっこう大きく、洞窟内のデコボコは月面を想像させる。
この辺で、何回か虹の付け根の部分だけを見かける。虹の上部は見えずに陸についている部分だけ見え、不思議な感じだ。
パイネ国立公園に向かう道すがらで、様々な野生動物を見かける。景色もよいのだけど、他にも虹だったり野生動物だったり、または家畜の牛・羊だったり、それなりに長い道なのだけどバスから窓の景色を眺めが興味深く、飽きがこない。
花崗岩の山、パイネ・グランデの周りのビューポイントをめぐる。パイネ・グランデは岩がそびえ立つような独特な風貌でかっこよい。ちょっと雲がかっていたのがいささか残念。ビューポイントは湖・滝など様々だ。途中の湖は様々な色をしていて、とりわけビューポイントの蒼い乳白色の湖が綺麗で印象的。
パイネ・グランデの周りをバスで回るだけで一日がかりの広さ。トレッキングでは国立公園を2-3泊しながら回るようだ。今日は風が強く、吹き飛ばされそうになりながら写真を撮る。パイネ国立公園も、また今まで行った場所とは違ったパタゴニア感があって面白かったなぁ。連日の山々なので、もう自然はしばらく良いかなと思ってしまっていたが、行ってよかった。
夕食はローカルの人も居て賑わうお店、Comercial Masay Pizzaで、ロモとバロス・ルコを食べる。美味しいし、お腹いっぱいになれる。例によって一人前がやたら多い。このお店は美味しさもさることながら、値段も他のちゃんとしたレストランに比べて半額ぐらいで食べれるので良い。パタゴニア観光地価格、かつチリ自体が日本以上に外食は高かったりするので、その中ではだいぶ良心的な価格だ。
プエルトナタレスの港の夕暮れ時。