トーレ湖トレッキング・南米17日目 / 2023年2月16日
昨日に引き続きトレッキング。Laguna Torre(トーレ湖)のトレッキングは、17.5km・8~9時間の道のりと昨日よりも倍弱ぐらい長い。が、ルートの高低差を見ると急勾配はほとんどなく、全体の5時間ぐらいはほぼなだらかなようだ。というわけでチャレンジする。
このルートは丘・森林・ゴロゴロと石と低木が広がる平原、川沿い、と1時間ぐらい歩くごとに景色が変わって面白い。また、徐々に山が近づいてくる感覚でこれも一興。
4時間強ほどかかりトーレ湖に到着。おおお、美しい景色。長かった分、達成感があるなぁ。昼食を食べながら1時間ほど湖畔で過ごす。トーレ湖は氷河が流れ出ていて、その氷河の砕けた氷が湖畔に流れ着いている。小さく割れた氷河を持って記念撮影する方々もたくさん。
ワタクシも例にもれず氷河をかじっての記念撮影。なおこの後、氷河の氷でいつの間にか指を切っていたようで出血が…。
湖の光景に後ろ髪を引かれつつ、村に向かって帰る。後ろを振り向けば山々。村についた時に出発から9時間強ほどたっていた。かなり疲れてはいたが、もう無理…というほどの疲れ具合ではなかった。自分たちでも十分トレッキングできたので、山登りに慣れてる人なら簡単そうだ。
なおトレッキングポールなどの装備は村のいくつかの店でレンタルでき、ポール1本あたり1日160円ぐらいと安価だったので4本借りて昨日今日と利用した。トレッキングポールがなかったらかなり辛かったと思う。そういえば、以前ヒマラヤを2泊3日トレッキングした時は、そもそもトレッキングポールを使うということがまったく頭になく、ひたすら歩いて登り降りしてやたら大変だったなぁ。あの時よりは疲れなかったかな。今だったらヒマラヤの時もポールをレンタルしていただろう。