自由への手紙・蜂窩織炎・素敵なアップルパイ / 2022年1月8日
図書館みるるで目についたので借りた、オードリー・タン 自由への手紙を読む。クーリエジャポンのインタビューをまとめたもの。
冒頭に「自由」とは「ネガティブ・フリーダム」と「ポジティブ・フリーダム」があり、ネガティブはマイナスという話ではなくて、個が思想や常識・経済から解放された自由、ポジティブはさらに他人も自由にしてあげること、真に自由な人とはポジティブ・フリーダムを体現している人であると。
この本では彼女が考える「自由になる」事とはを様々な分野に焦点を当てて語られている。長い話はなく、各分野の自由とはをさらっと読むことができて面白かった。Perl6 の実装を彼女が書いた時は「天才プログラマがいるのだなぁ」と思っていたけど、その枠にとらわれず、真に自由な生き方を体現していてすごい。サブテク入りたいと無邪気(なのは私達だが)にやっていた歴史が懐かしい。こういうのも彼女の多様性を受け入れる姿勢だったのだろうなぁ。
先日から突然季節外れの水虫になり、何もしていなくても時折かなり痛い、ぐらい酷い症状になったので水虫薬を買って塗り始めたのだけど、今日はその水虫がある足の付け根がやたら痛くなった。リンパが腫れてるらしく、水虫が引き金になって起こる蜂窩織炎という細菌感染症があり、その症状と一致する。他人にうつる心配はないのだけど、とりあえず抗生物質を飲んで様子を見る。
ポーランド食器屋の Kamill でいくつかの食器をお迎え。毎度行くと目移りしてしまう。
早めの夕食はパイ屋のタラゴンへ。パンプキンチーズパイとアップルパイアイスクリームがけを食べる。アイスクリームがけは「アイスクリームがけ」という名称ではなく、「素敵な」が接頭語となり「素敵なアップルパイ」という注文内容になり楽しい。ゲームアイテムの強化名のようだ。