2021年9月25日
妻が応援しているヤクルトが首位になり、我が家でのセ・リーグ優勝の行方が気になり始め、スポーツ番組配信のDAZNに加入する。せっかくなので、先日ハマスタで見た村上の満塁ホームランを見逃し配信で見てみると、観戦に行っていた自分たちがちょうど右打席の打者の時に後ろに映りまくっていて妻と喜ぶ。
最近プロ野球をよく見ていることもあって、そもそも打率4割は現実的なのかどうかを統計的に調べてみる。データで楽しむプロ野球に打率データがあったので、セパの2012-2020の打率top-10(n=180)の成績で平均と標準偏差を求めると、平均が0.30629、標準偏差が0.0185ほど。正規分布と仮定してその年の上位10人のプレーヤーのうち打率4割を出せる確率は一人あたり0.0000207%となり天文学的数値だ…。
もっと好成績のデータで見てみようと、Wikipediaの首位打者 (日本プロ野球)のデータを使う。2リーグ制後の過去71年分の首位打者のデータ(n=142)の成績の平均と標準偏差は、平均が0.34158で標準偏差が0.017137。さすがは首位打者だけのデータなので平均打率も高い。そして、正規分布と仮定してその年の首位打者が打率4割を超える確率は0.0326%と、先程の天文学的数値ほどではないが、非常に難しい。まだ誰も到達していない打率3割9分なら0.2359%と桁一つ可能性は上がる。
ちなみに過去の最高打率はセ・リーグが1986年のバースで.389、パ・リーグが2000年のイチローで.387。そしてイチローは7年連続首位打者をとっていて化け物じみた成績だったのだなぁと知る。
今日の基本統計学は第7章標本分布に入り、7.2.の母集団特性値と標本統計量まで。
今日の散歩はモクモクワクワクヨコハマヨーヨーあたりまで。