SMC Takumar 50mm F1.4とトリウム黄変 / 2021年1月8日
冬らしからぬ、夏のような雲が出ていた日。
10時から万葉倶楽部へ。緊急事態宣言初日でみんな様子を見だしたのか、とても空いていてガラガラ。温泉&サウナ、休憩スペースで休む、温泉&サウナと二回ほど湯に浸かりゆっくりと疲れをとった。寒い日だったけど、露天の外気浴は相変わらず最高だ。
夕食は近くにできた、はま寿司で。回転寿司かと思いきや、回転はせずにタブレットで注文すると高速ベルトコンベアに乗って寿司が届く。システマチックな寿司屋だ。殆どの寿司が110円で、味も悪くはないのでちょくちょく行きたい。
届いたSMC Takumar 50mm F1.4を持って散歩をする。製造番号が600万台の7枚羽の後期型で、トリウムを含むためレンズに少々の黄色の変色が起きている。状態は前玉の外縁周辺に少々のコーディングハゲが起きている、黄変している(目で見てもあからさまに色が黄色)以外は良好で、5000円弱だった。いままでトリウム黄変レンズは使ってなかったので、どれぐらい写りに影響があるのかも知りたかった。
軽く使ってみた感じ、デジタルならAWBで自動色温度補正されるため気ならないと思っていたけど、カメラ(a7C)のAWBを基本は標準のAWB(雰囲気優先)で撮影しているため、電球色ではない外の自然光でもちょっと色温度高めかな?という写りをする。今はRAW編集が基本だから、気になる写真は色温度をちょっと下げれば良いので気にならないけど、JPEG撮って出し前提ならAWBをこのレンズの場合はホワイト優先やAWB調整したほうが良いかもしれない。
レンズ的には持っている同じAsahi PENTAXの Auto Takumar 55mm F1.8(後期型)と比べると、トリウムレンズ&コーティングの世代がSMC Takumar のほうが後だというのもあり、Auto Takumarのほうがフレアやゴーストが壮絶に出る。SMC Takumar 50mm F1.4 のほうが逆光性能は弱いものの、フレア・ゴーストなどはかなり出にくい感じだ。