宮古島3日目・反薄明光線・シュノーケリング再び / 2020年10月4日
朝、日が昇る前の赤い空に、直線の青い筋ができていた。反薄明光線という現象らしく、"太陽が雲に隠れているとき、雲の切れ間あるいは端から光が漏れ、太陽と正反対の方向に光線の柱が放射状に収束して見える現象"とのことだ。条件的には見晴らしの良い熱帯の島では遭遇しやすいとのことだけど、初めて見る現象だったので不思議な感じ。
また、ビーチを見ていると、日の出前から女性が一人で出てきて、なにやらロケハンぽいことをしている。日が出ると、様々な角度や構図、浮き輪等の道具を使う、など自撮りを行っていて、かれこれ1時間弱は撮影していたのではないだろうか。何かで読んだスマートフォン+SNS以降の世界では、写真には自撮りという今までなかった構図が圧倒的に増えたこと、また女性のカメラユーザも同様に圧倒的に増えたことを象徴るような出来事。
朝食はビュッフェ形式だったためあれこれ食べすぎてしまう。コロナ対策は集団感染が起きやすいビュッフェのため、手袋着用したり、一部食べ物はスタッフが出したりと色々と工夫をしているようだ。
昨日のシュノーケリングが楽しすぎたため、今度はツアーではなく普通にシュノーケルの道具を借りて、今日は一日シュノーケリングをしたりビーチサイドでゆっくりとしていた。
途中、干潮の時間に散歩をしていると、塩の満ち引きでサンゴのグラデーションがかわり普段とは違った景色で、また普段は海水が溢れている場所も干上がって歩けたりして楽しい。またこのへんの岩はスパッと切れる鋭さを持っていて、つい休みがてら岩に体重をかけてしまい痛っ、ということが何度かあった。
夜はそうめんチャンプルーにグルクンの唐揚げ。全身しっかりと揚げてあって、骨まで楽しめた。
シュノーケリングで見る海の中、自分で視点操作するという意味では海の中の風景は初めてなはずがなんか既視感があって、なんだろうと思い返すと、Ace of Seafoodの世界だ!