A Day in the Life

サビキ釣りを始めた

家から徒歩3分で海に行けるので、散歩がてら釣りをしている人をちらほら見ていたら、突然釣りがしたくなり釣りを始めた。釣りは以前友人に釣り船に一度連れて行ってもらっただけで、全くのいろはも知らない素人だ。

さて、そもそも何が釣れるんだ、とググってみると、サビキ釣り、というのがこのへんでも釣りやすいらしい。サビキ釣り、というのを調べると、ファミリーフィッシング向きな、一番簡単な釣りと言っても過言ではないらしい釣り方らしい。

釣りに詳しい友人にやり方を聞くと、「自分であれこれ調べて釣ったほうが断然楽しいよ。ちなみに自分が今ハマってるのはマゴチ釣りで、釣りと一言で言っても、種類によって全く別ジャンルと言っても過言ではない云々カンヌン…」とのことでなるほど一理あるなと、解らないなりに調べてみる。なんとなく必要なものが分かったので、近くの釣具屋に「すいません、これからサビキ釣り始めようと思うんですけど…」と買いに出かけ、店員さんが丁寧に道具類のおすすめを教えてくれ、一式購入する。

購入後、早速釣りに行くも全く釣れず。朝は5時に、夕方は18時頃、天気が悪い日以外はほぼ毎日1-2時間の釣りに行くも釣れず。一週間ぐらいたって、初めて小鯖が一匹釣れる。それでも釣りに行くのは、ぼーっと海を眺めるだけで、なんとなく気分が良いからだ。妻も散歩ついでに大概ついてきてくれ、手持ち無沙汰になるのも悪いので、もう一本釣り竿を買ってまた一週間ぐらい釣りもするも全く釣れず。

初めて釣った小鯖。全く釣れていなかったので小さな魚でもめちゃ嬉しかった。

変化が訪れたのは大雨が上がったばかりの夜、天気が悪くて釣りに行けていなかったので、夜釣りに行ったら、釣り糸を垂らしてすぐに引きが来て、あまりの引きの強さに釣り糸が切れてしまった。その時はちょうど餌をいれるカゴも無くなってしまったので帰ったのだけど、次の朝釣りに行くと、サビキで釣っているおじさんが爆釣れしている。自分たちも初めてアジが釣れた。おじさん曰く「昨日からアジが回ってきてるよ、それまでは全然釣れなかったんだけどね。あと5時に来たんじゃ遅すぎるよ、日の出前の4時には来ないと。日が出たら(=自分たちが来た5時には)もう魚は居ないよ」と。

次の日は4時前に起きて釣りに行くと、海岸には昨日教えてくれたおじさんが釣りを始めたところで、針を垂らした瞬間にアジがかかる。自分たちも早速始めると、嘘のようにアジが釣れる。入れる、釣れる、入れる、釣れる、を繰り返し、1時間ちょっとで20匹ほどアジが釣れる。めちゃくちゃ楽しい。

おじさんとも釣りながら話をして、おじさんは定年退職して暇を持て余すかと思いきや、朝は釣り、昼は釣った魚をさばき近所に振る舞い、休日は山々を歩き、毎日が楽しくてもっと早く定年退職したかったよ、こんなに老後が面白いとはねぇ、と。いい人生だなぁ。

家に帰って、20匹のアジを捌く。全く慣れていなかったので、最初の三枚おろしは身が全然取れない、ザ素人の三枚おろしが出来上がる。妻はあっという間に慣れ、手早く綺麗に魚をおろす。それから四日間はアジづくしで、アジフライ、塩焼き、刺し身、たたき、なめろう、頭や骨でアラ汁、とアジ三昧。アジは味が良いからアジ、という名の魚なだけあって、何で食べても美味しい。

釣れない日もたくさんあるけど、そんな日は海を眺めて過ごす。釣れる日はめちゃ楽しいし、釣った魚を食べるのも美味しい嬉しい。今度はどんな魚が釣れるだろうか。