Windows 壊れ日記 / 2022年8月2日
なにやら昨日から Windows 10標準のランチャーが反応しなくなり、まぁ再起動すれば直るであろうと再起動すると「Windowsが正しく読み込まれませんでした」でエラー。各種修復オプションでも起動せず、しかたなく Windows 10 を DVD から再インストールする。
Windows 10を入れてwindows updateもかけて最新のwindowsになったぜ、と思いきやなにかいろいろとおかしい。winverでバージョンを見るとだいぶ古いWindows 10で、どうやらサポート切れのため最新の Windows 10にするには windows update ではうまくいかず、手動で Microsoft Web サイトからダウンロードして更新が必要らしい。せめてサポート切れだから最新の Windows 10 はここからインストールできるぞ、というリンクぐらい表示されていてほしかった。
やっと最新Win10である21H2になったのだけど、せっかくまっさら環境なのでもういっそ Windows 11 でもいれるかーとあれこれ。SecureBootとTMP 2.0が必要なので、それらの設定をBIOSで弄ると余計な設定も変えてしまいBIOSが起動しない。このマザーボードはCMOSリセットはジャンパをショートという昔ながらの方法なので、久しぶりにケースを開けてジャンパ(がないのでアルミホイルで代用)してショートさせてリセットさせ、TMPだけオンにする。
しかしなにやらBIOSを更新しないとだめなようで、更新しようとするもFAT32でフォーマットしたUSBメモリが必要、つまり32GB以下のUSBメモリが必要なのだけど、すぐ見つけられる手元にあるものはどれも64GB以上で32GB以下のUSBメモリ(というかSDカード)を見つけるのに難儀する。
BIOSも最新にしたしこれで問題ない、かと思いきや、Windows の起動パーティションがGPTでないとSecureBootが起動せず、レガシー互換のMBRで作られていたため、パーティションをこねくり回すもWindowsが起動しなくなり、また最初からUEFIのみを有効にした状態で(でないと互換性からMBRで作られてしまう)Windows10をインストールし直し。Windows 11 の TMP・セキュアブートの発表前のマザーボードは大抵互換性維持のため、標準設定ではUEFIではないブートでない設定も多そうで、自作PCの人はWindows 11アップデート時に困りそう。いや自作するひとならそれぐらい常識であって、自分が知らなかっただけかもしれないが。
というわけでやっと Windows 11 にアップデートして、各種環境構築。WSL2 には Ubuntu 22.04 LTS を入れちゃう。22.04 の初期セットアップで Linux GUI がでてきてすげーな感、もう使えるんだ。さて Windows 11 になって数時間使った感想としては全然悪くない。今のところ何もかも問題なく使えている。全体的に可愛らしいGUIになったし良いのではなかろうか。
自分が高校生のころは、Windows 95,98を自作PCに一ヶ月に一度ぐらいクリーンインストールしたり(それぐらいの頻度で綺麗しないともっさりしてくる)、雑誌の付録についてきた Windows 2000 ベータ版を入れたりと、あのころはよくOSの再インストールなんて面倒なことしょっちゅうやっていたよなぁと思い返す。今はできる限り面倒なことはしたくなくなってしまった。こういうトラブルでもなければ、Windows 11 なんて新マシン買うまでは入れなかっただろうしなぁ。
先日買った5K2KモニタのPBPが面白くて、メインは4K2K、サブは1K2K(1024x2160かな)で表示される。4K2Kのメインは違和感なく作業できるし、サブも縦長液晶的な表示で利用でき結構実用的だ。今日はメイン領域には mac の画面を写しつつ、サブ領域でWindows OSのインストール作業を進めるなどした。