ていぼう日誌・2020年9月21日
今日は友人のNさん、Iさんたちと釣りの日。朝3時過ぎに起き、5時前の釣り船(渡し船)に乗り、川崎新堤へ。川崎新堤はやたら細長い。幅は5-10m程度なのに、全長3.3kmもあるらしい。そんな細長い構造物が、防波堤として海の上にぽつんとある。またついてから知ったのだけど、ここにはトイレがない。男性はまぁ良いのだけど、女性は大変そうだ。
早速サビキを始める、が、全然釣れない。ちょっとすると小イワシの大群が見え数百・数千のウロコが反射していており、釣り竿を垂らすとすぐにかかる。餌を食べる、というより、針に引っかかる。サビキ針5-6つ全てに小イワシがかかりまくるので最初は楽しんでいたのだけど、5cm程度の小イワシだし釣れても海に戻すため、徐々に楽しい、から引っかからないでくれ…。という感じになってきた。サビキでは小イワシを除くと、小アジ2匹、大サバ1匹の釣果だ。なお大サバは帰って測ったら、30cm以上もあった。
2時間ほどサビキ釣りをした後に、初めてブラクリを使ってカサゴ釣りにチャレンジ。あっ、これアニメ放課後ていぼう日誌7話で見た穴釣りってやつだ!とテンションが上がる。ブラクリに持ってきたサバの切り身をつけ、堤防のすきまに落とす。するとカサゴがいるとすぐにつつく感じがして、食らいついたら引き上げる。あっという間に一匹釣れる。自分で穴蔵を見つけ、うまく食いついた時を狙う必要があって、ゲーム性があってめちゃ楽しい。
途中、針がたぶんコンクリートに引っかかってうまく抜けず、思いっきり引っ張ったらポキっと。これが噂に聞く釣り竿が折れる、というやつか…。釣りに詳しい友人から、釣り竿の構造をもう一度レクチャーしてもらい、なるほど力のかけ方、折れ方を学ぶ。知識がちょっとは身についたので、次は折れにくくなる、といいな。ブラクリは下にそのまま落とすので、釣り竿の長さは必要なかったため、折れた釣り竿で継続し、11時の帰り船が来るまで合計4匹のカサゴが釣れる。周りはカサゴをもっと釣っていたので、もっと釣れるようになりたいな。
今まではサビキとアジ釣りばっかりだったので、堤防釣りというロケーション、ブラクリという違うジャンルの釣りは楽しかった。また違った釣りに挑戦したい。
晩御飯は早速サバでしぐれ煮。釣った魚をすぐ料理してくれる妻よ、ありがとう。