アンダーニンジャ / 2022年3月23日
昨日から降り積もった雪。8cmぐらいは積もったのかな。落とす影が骨っぽかった。
花沢健吾氏の漫画、アンダーニンジャを1~7巻まで(既刊全部)を読む。1巻が0円だったので読んでみたところ、散りばめられた謎が気になるし話自体にも勢いがあるしで面白~~となり続きも一気に読んでしまった。本作では風呂敷がうまくたためると良いなぁ。
ベクトル・行列からはじめる最適化数学読み進めは11.2の逆行列。行列Aが左逆行列・右逆行列をもつ場合、逆行列を持つ。行列Aも逆行列も正方行列で、行列Aは正則行列(可逆行列)とよばれる。この項では、逆行列の性質を示し、たとえば対角要素が0でない行列は正則である、QR分解により逆行列が求められる、なぜ−1乗表記が逆行列として表現できるのか、等々。
11.3は連立方程式の解き方。まずは正則である上三角行列を後退代入で解く方法を述べ、続いてQR分解して解く方法、最後にQR分解で逆行列を求めて解く方法が説明される。
QR分解で解く方法は、factor-solve法とも呼ばれ、factorのステップでは係数行列をまず特殊な性質を持つ行列の積に分解する(この場合はQR分解、solveステップに比べて圧倒的に計算量が多い)。そしてsolveステップでは計算量を低く求めることができる。QR分解のような行列分解は因子分解(factorization)と呼ばれる。なるほど、これら(factor-solve, factorization)がアルゴリズム名やその説明でよく出てくる用語なのか〜。