Android 2.2 の Flash Player 10.1 beta
Android 2.2 の Flash Player 10.1 beta
使ってみた感想をつらつらと
速度
- すごい遅いと思っていたらそうでもない
- AS3 (FP9) のベタな1000パーティクルの3D座標計算で30FPSぐらい
- PV3D のFlashもそこそこみれる
- ただニコニコ動画なんかの重いサイトでは実用速度とは云えない
- ニコ動がAndroid用のFlashUI つくってくれればけっこみれそうだけど、そんな手間かけるならアプリ作るよね…
インターフェイスの反応
- 画面クリック
- 反応がだいぶ鈍い
- 画面ドラッグ
- こちらも鈍い。反応速度が大事なタップ系のゲームは無理なレベルかな
- Flash 上の textarea によるキー入力
- ちゃんと Android のソフトウェアキーボードが立ち上がる!でも入力後の画面の再描画がおかしくなる気がする…
- ハードウェアキーイベント
- あ、チェックするの忘れてた。とれるのかな。
その他
- フルスクリーン
- ふつうにつかえてびっくりする。一気にネイティブアプリっぽくなる
- Flash のフォトスライドショーしてみたけど十分実用的。ただPC向けの Flash で、スライドショーの画像のbmp持ち続けたままメモリ解放してなかったりすると Android の FP が死ぬ
最初の Android FP 10.1 への期待値が低かったので、思った以上に使えたという感じでした。これ、モバゲーとかグリーとかFlashLite作ってる会社は、アプリ自体は用意するけど中では内部ブラウザ + Flash でってのが再利用できて、課金自体は自前(もしくは DoCoMo が冬あたりに用意するやつ)を使えば、ガラケーアプリ作りつつも Android 向けゲームも提供できるんじゃないかなー。
Android 2.2 のブラウザから camera/加速度センサも JS でとれるようになったらしいし(未確認) ExternalInterface でちゃんと受け渡しできるなら、それ系利用した Flash ゲーも移植できるんじゃないかなー。
とまぁ個人的にはさほど夢は広がらないんですが、今後 Adobe が CS で Android アプリをFlashでパッケージ作れるようになったりすると(たぶんやりますよね)、Flasher が既存の知識でいろいろできそうだなーとは思えました。まる。