A Day in the Life

2007年07月31日

ニューヨーク 一日目 火曜日
昨晩はやはり眠れなかったので初めてTVをつけてみた。ジャッキーチェーンのスペイン語吹き替え版の映画が流れてたり、すごい肉厚のステーキを作ってワオーおいしそう!という料理番組が流れてたりした。みんなVISAカードで買い物してて便利!一人だけドル札で払おうとしてそこで流れが止まるCMが流れてて、VISAカード便利をアピールする。日本だとクレジットは少額決済にはほとんど使われて無くて電子マネーだよなぁ。文化の違いを感じる。
朝、シャトルバスの申し込みにフロントへ。ニューアーク国際空港まで、と云ったのに「ニュージャージー?」と聞いてくるので、「ノー。ニューアーク」「ニュージャージー?」の繰り返しになったので、ここに書いてあるニューアークだよ!と云ったら「だからニュージャージ州のでしょ!ニューアークはニュージャージ州!」と云われた。そうなのか!ニューヨークはニューヨーク州?あめりかよくわかんない。
さてどこに行こうか。ニューヨークと云っても、予備知識としては自由の女神とエンパイアステートビルとセントラルパークがあることしか知らない。観光案内所もどこにあるか知らない。あるのはホテルのフロントで手に入れた、マンハッタンの小さい地図だけだ。セントラルパークは歩いてすぐ行けそう、ということでセントラルパークへ行くことにした。やったら広い公園らしい。
部屋を出ると変な感覚が。あれ、オートロックがかからないよ?何度やってもダメ。このままじゃ鍵が開いたままだ。フロントにつげると、すぐに調べてみるよ、と。でも待ってるのもなんなんで出かける。部屋でもし盗まれて困るような物は、バックパックに入ってるちょっとの現金ぐらいだ。さすがに着替えなんて盗まないだろう。
昼間のブロードウェイはそんなに混雑してない。どうやら夜がめちゃくちゃ混雑するみたい。さすが摩天楼。ニューヨークの道路を走るのはイエローキャブばっかり。半分ぐらいがイエローキャブなんじゃなかろうか。時々人力自転車タクシーも見かける。アメリカ人は時間をあんまり気にしない、と思いきやニューヨーカーはせっかちだ。道路でちょっとでも車が止まってるとすぐクラクション。人も車が居ないと平然と赤信号を渡る。
ホテルから歩くこと約30分、セントラルパークへと到着。さてと散策散策。入ってすぐ入り組んだ散歩道。これは地図がないと迷うなぁ。まぁ迷っても死ぬもんじゃないだろうし、と歩く歩く。ちょっと入ると大きい岩山。公園なのに。またちょっと歩くと広い芝生。結構人が、日光の下寝っ転がってる。若い人はたいてい水着。公園なのに。すごい気持ちよさそうなので、日陰の芝生で寝っ転がってちょっと昼寝。
起きてまた歩き出す。いろんなところで人が寝てる。芝生、草むら、岩山の上、ベンチ。公園の道路では自転車やら、自転車タクシーやら、走ってる人やら、ローラーブレード(一人やたらとばしていた人がいた。時速3,40kmは出てるんじゃないのか。こけたら死にそう)のひとやら、ポリスメンやらいろいろ。のどが渇いたので売店で水を買ったら $3 つわれた。高いよ。ていうか看板には $2 って書いてあるじゃん、と云ったら $3 に値上げしたんだよ、と。英語解らなさそうだからぼったくられてるのかな。でも口論できなさそうな俺の英語レベルなのでおとなしく引き下がる。しくしく。このへんでセントラルパークの観光案内所を見つけ、公園のマップをもらう。まだ 1/5 ぐらいしか歩いてないじゃん!ひろっ!公園一週すると一日かかってしまいそうなので、往路だけにしよう。
さてさて歩く。歩く。ここは山道?というところがあったり、野球場があったり、小さな湖があったり、巨大な湖があったり、メリーゴーランドがあったり、丘があったり、川があったり、トンネルがあったりした。本当にここは公園なのか。途中でアイスウォーター$1アイスウォーター$1と歌いながらカートを引くおじさんから水を買う。売店の 1/3 だよ。安い。途中、カモがたくさん居る湖の横の芝生で寝っ転がろうとしたらそこら中フンだらけ。カモのフンは緑色だ、気をつけろ。危ないよ…。他の人はビニールを敷いて寝っ転がってる。なるほどね。リスもそこら中にいる。ワシントンDCで初めてリスを見かけたときは大はしゃぎしたもんだけど、アメリカ人はリスを見ても全然気にしないのが解ったよ。リスはそこら中にいる。
結局三時間弱をかけて下から上までは一応歩いた。都会のど真ん中に緑!というのはいいものだけど、酷く作られた感がなぁ。ウィリアムズバーグは緑を切り開いたところだったし、アトランタの大きな花崗岩はほんと樹海の中にあったし、本物の自然ぽさを感じたけど、ここはそんな感じは全くなくて。山道のような場所でも、道はコンクリートだったり、自然の川ぽいけど、排水溝があったり、湖は結構ゴミが浮いていたりする。仕方ないのだろうけど。
セントラルパークの反対側の街並みは、マンハッタン中心部と違ってアメリカな感じがむんむん。そうそう、こういうのがアメリカぽいぞ。またセントラルパークでも人の層が全然違って、中心部に近い方はほとんど白人、反対側はほとんど黒人だった。どちらも危険な感じはしないけど、山道ぽいところは周りが林で見通しも悪いので、セントラルパーク内部でそれなりに犯罪があるというのも解る気がした。
さてここから戻ると大変、なのでニューヨークの地下鉄を使ってみることに。料金表が書いてない。どうすればいいんだ、駅員に聞く(ちなみに駅員がいる場所は厳重なガードがしかれた部屋で。銃があっても撃てないようなそんな場所で。お金やチケットのやりとりはへこんだ隙間を通して行う。ニューオリンズの銀行もこんな感じだった)と、$2だよ、と。どこでも乗り換えなければ$2っぽい。自動販売機で買うと磁気をもった紙が出てきた。地下鉄ホームは薄暗くて、壁のタイルがなんか怖い。どの電車に乗ればどこに行けるのか全然解らなかったので訊ねて教えてもらった。地下鉄車内も、どの窓にも落書きが刻まれてた。ニューヨーク深夜の地下鉄は危険なので利用しない方が良い、という意味がわかった…。
目的の駅で降りる。ここはマンハッタン中心部に近く、駅ホームも明るくて綺麗。駅近くをぶらぶらして、日本で云うデパ地下ぽいところで、日本の高校のようなブレザーを着た女子高生に出会う。この辺の学校の子なんかなー、と思ってたらぞろぞろ次から次へと現れる高校生。こんなに大量の女子高生にマンハッタンで会えるなんて!私立高校だと修学旅行で海外とかよくあるよね、俺の高校は公立で広島・京都だったけど。そんなんで気になったので声をかけて聞いてみる。アメリカでは旅行者に声をかけるのがマナー(USO)。
「こんにちは。修学旅行?」(ちょっと間をおいて)「こんにちは。体験学習なんです」「日本の高校生なの?」「そうでーす」「がんばって!」「ありがとうございます!←この辺が日本の女子高生ぽい」と見知らぬ女子高生と会話。体験学習ってなにを体験学習するんだろう。
夕方になってお腹も減ってきたので吉野家に再チャレンジ。夕方はまだ人もほとんど居なかった。せっかくなので牛肉&照り焼きターキー + クラムチャウダー(ミソスープもあったけどあえて) + ペプシーのコンボを。日本食でも炭酸がアメリカのマナー。デパ地下の寿司屋で外人さんがコーラ飲みながらマグロを食べてた。すごいぜ。また日本と云ったら teriyaki 味は基本。日本食ぽいものの店にはたいてい teriyaki なんちゃらがある。中華だとバーボンチキンと言い換えることが出来る。なので中華料理屋で迷ったらバーボンチキンを注文する良い。照り焼き味の鶏肉が出てくる。ちなみにアメリカ吉野屋の牛丼の肉はちょっと固くて味が少し薄いと思った。でも日本の牛丼の味が思い出せない。吉野家で野良無線があったのでネットしてるうちに人が増える増える。結構日本人もいる。わざわざニューヨークまで来てアメリカ。また吉野屋のトイレはなんと25cを入れないとドアノブを回せないようになっていた。これが有料トイレというやつか!と25cを入れて入る。でもトイレの中はそこらへんの飲食店のトイレとさほど変わらない古めのトイレでガックリ。有料トイレならもうちょっと綺麗だったり新しかったりしても良さそうなのにね。
その後は中心街をぶらぶら。夜はやはり大混雑だ。途中すごい人だかりができて、黄色い声(キャーという声は日本人と同じだね)があがり、写真が撮られまくったので見に行ったら、どうやら有名人が車から降りて建物へ入っていくところだったらしい。とりあえず写真を撮ってみたけど有名人が撮れたかどうかは定かではない。有名人の顔が解らないから…。トイザらスの建物の中に小型ながらも観覧車があって驚く。すごいぜアメリカ。
そんな感じで最後のアメリカの夜は更けていき、22:00 ごろホテルに戻る。明日の朝起きられなかったらさすがにマズイので、一応フロントにモーニングコールを頼む。もちろんだとも、と答えてくれるフロントの人。このホテルのフロントは場所は狭いけど気のいい人ばかりだった。俺のへたくそな英語もきちんときいてくれた。寝る前にキッチンから煙が。このホテルは一階にごとに誰でも使えるキッチンがあるのだ。そこで分厚いステーキ肉が焼かれていた。でも誰も人は居ない。火をつけっぱなしで放置かよ!